oxygen
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
oxygenは、18世紀にフランスの化学者ラヴォアジェが命名した元素名で、ギリシャ語の「oxys(酸)+gennān(生む)」に由来する。当初「酸を生み出すもの」と考えられていたことがその名の起源だ。化学的には原子番号8の元素であり、地球上の生命活動に不可欠な気体として知られる。英語では「酸素」という固定した訳語が存在するため、コアイメージよりも「生命の維持・燃焼・化学反応に必要な元素」として捉えることが重要。比喩的には「活力を与えるもの・なくてはならない存在」として使われることもあり、文脈次第でその豊かな意味が広がる。
2意味一覧
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名詞
酸素(化学元素、記号O)
生命活動・燃焼・呼吸に不可欠な気体元素というコアイメージから、そのまま「酸素」という化学用語に対応する。 -
名詞(比喩的用法)
活力・生命線・なくてはならないもの
「酸素がなければ生きられない」というコアイメージから転じて、「ある組織や活動にとって欠かせない存在・エネルギー源」を比喩的に指す用法。ニュースや文学で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「oxygen」は不可算名詞として使うのが基本(a oxygen とは言わない)。ただし「an oxygen mask(酸素マスク)」「oxygen levels(酸素濃度)」のようにコロケーションを丸ごと覚えることで自然な英語に近づける。
比喩的用法(「活力・生命線」の意味)は日本語の感覚では見落としやすい。ビジネス・政治系の英文でoxygenが出てきたとき、そのまま「酸素」と訳すと意味が通じないことがある。文脈を見極めることが大切。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| O₂ | 化学式による表記。学術論文や理系テキストで「酸素分子」を指す際に使われる。oxygenが元素・物質全般を指すのに対し、O₂は分子状の酸素に限定される。 |
| air | airは酸素・窒素などを含む「空気」全体を指す。oxygenは空気の成分の一つであり、両者は包含関係にある。「新鮮な空気」の比喩でairが使われることも多い。 |
| lifeblood | 比喩的用法においての類義語。lifebloodは「生命の血=最も重要なもの」というニュアンスで、oxygenよりもやや感情的・詩的な響きを持つ。 |
対義語: carbon dioxide(二酸化炭素)、nitrogen(窒素)
6派生語・関連語
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oxygenate
動詞
(血液・水などに)酸素を供給する・酸素化する -
oxygenation
名詞
酸素化・酸素供給(特に医療・生物学で使用) -
oxide
名詞
酸化物(oxygenと他の元素が結合した化合物) -
oxidize
動詞
酸化する・酸化させる
7コロケーション
- oxygen levels(酸素濃度・酸素レベル)
- oxygen mask(酸素マスク)
- supply oxygen(酸素を供給する)
8確認テスト
“Social media gave the fringe movement the oxygen it needed to grow.”
① その過激派運動に必要な酸素を与えた
② その過激派運動に必要な活力・注目を与えた
③ その過激派運動に酸素吸入を施した
④ その過激派運動に化学物質を提供した
②が正解。この文はoxygenの比喩的用法で、「酸素がなければ生きられない」というコアイメージを転用し、「運動が拡大するために必要な注目・活力・燃料となるもの」を意味している。SNSが過激な運動に「広まるための生命線(注目・拡散力)」を与えたという文脈であり、「酸素」とそのまま訳すと意味が通じない典型例。
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