agriculture
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
agricultureはラテン語のager(農地・畑)+cultura(耕すこと・育てること)から生まれた言葉です。単に「農業」という作業を指すだけでなく、土地と向き合い、自然を管理・活用して食糧や原料を生産するという「組織的・体系的な営み全体」を指します。個人の農作業というより、産業・学問・政策の文脈で使われることが多く、「農業セクター」「農業政策」「農学」のように、社会的・制度的・学術的スケールで語られる概念です。このコアイメージを掴むことで、「彼は農業をやっている」「農学部に進む」「農業大国」など、文脈に応じた自然な日本語が引き出せます。
2意味一覧
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名詞
農業(産業・分野としての)
土地を耕して作物・家畜を育てる「社会的・産業的営み全体」を指す。個人の農作業よりも、産業・経済・政策レベルの文脈で使われやすい。 -
名詞
農学(学問分野としての)
「耕すことを体系的に研究する学問」というコアイメージから、大学の学部名や研究分野を指す場合にも使われる。 -
名詞
農業(技術・実践としての)
作物の栽培・家畜の飼育に関する技術や実践の集合体という意味でも用いられ、「sustainable agriculture(持続可能な農業)」のように修飾語を伴うことが多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
farmingと混同しやすいが、farmingは実際に農場で作物を育てる「農作業・農場経営」という実践的・具体的なイメージが強く、一個人や一農場レベルでも使える。一方agricultureは産業・学問・政策の文脈に馴染む、より格式ある語。小論文や学術文章ではagricultureの方が自然。
「農業」と訳す際、日本語の「農業」と異なり、agricultureは畜産業(livestock farming)も含む広い概念であることに注意。作物栽培だけでなく、家畜の飼育・管理も指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| farming | 農場で実際に作物を育てたり家畜を飼ったりする実践的・具体的な行為。個人・農場レベルで使われやすく、agricultureより日常的な語。 |
| cultivation | 土地・作物を「耕す・育てる」行為そのものに焦点を当てた語。agricultureより範囲が狭く、栽培・耕作の具体的なプロセスを指すことが多い。 |
| agronomy | 農作物の生産・土地管理に特化した「農学・作物学」という学術用語。agricultureより専門的で、学問・研究の文脈に限定される。 |
対義語: industry、manufacturing
6派生語・関連語
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agricultural
形容詞
農業の、農学の(agricultural policy=農業政策)
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agriculturalist
名詞
農業従事者、農学者 -
agriculturally
副詞
農業的に、農業の観点から
7コロケーション
- sustainable agriculture(持続可能な農業)
- agricultural policy(農業政策)
- Ministry of Agriculture(農林水産省)
8確認テスト
The government announced new subsidies to support agriculture in rural areas.
① 農家の人々
② 農業(産業分野)
③ 農場の土地
④ 農業機械
② 農業(産業分野)。’support agriculture’という表現で、政府が補助金を出して支援する対象は「農業という産業分野全体」です。agricultureが個人の農家や農場の土地・機械を指すのではなく、産業・政策スケールで使われるというコアイメージが表れています。①③④はいずれも具体物・個人を指しており、agricultureの抽象的・産業的ニュアンスとはズレがあります。
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