importance
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
importanceの語根はラテン語のimportare(中へ運び込む)。「import(輸入・重要性)」と同じ根っこを持ち、「外から内側に強く持ち込まれてくる重さ・圧力」がコアイメージ。単に「大切」というふわっとした感覚ではなく、無視できない重みや影響力を持って迫ってくるニュアンスがある。だから「of importance」と言えば「重みのある・軽視できない」という意味になり、自己主張・威厳・格式といった意味合いにも広がる。日本語にすると「重要性」「大切さ」「重大さ」などになるが、根底には「その重みが周囲に影響を与える」という感覚が常にある。
2意味一覧
-
名
重要性・大切さ
「外から押し込まれてくる重み」が、ある事柄の持つ影響力・価値の大きさとして認識されるイメージ。無視できないほど迫ってくる感覚が「重要性」を形作る。 -
名
重大さ・深刻さ
重みの度合いが大きくなると、単なる「大切さ」を超えて「軽視できない深刻な意味合い」へと強まる。”a matter of great importance”(重大な案件)のような使い方がこれにあたる。 -
名
(人の)重要な地位・威厳・格式
「持ち込まれる重さ」が人に宿ると、その人が放つ風格・権威・格式の感覚になる。”an air of importance”(威厳のある態度)のように、やや古風・書き言葉的だが重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「importance」と「significance」は混同しやすいが、importanceが「影響の重さ・重要度」なのに対し、significanceは「意味の深さ・象徴的な意味合い」に重点がある。例えば歴史的出来事の持つ象徴的意味を語るときはsignificanceの方が自然。
「of importance」という表現を忘れがち。”This is important.”だけでなく”This is of great importance.”(これは非常に重要だ)という形も頻出で、書き言葉・フォーマルな文脈では特に使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| significance | 物事の持つ「意味・意義の深さ」に焦点。importanceが影響力・重みの大きさを指すのに対し、significanceは象徴的・歴史的な意味合いを語る際に使われやすい。 |
| weight | importanceと同様に「重み」だが、よりインフォーマルで「説得力・影響力」のニュアンスが強い。”give weight to”(~を重視する)のように動詞と組み合わせて使われることが多い。 |
| consequence | 「結果として生じる重大さ」を示す語。importanceが価値・影響力の大きさ全般を指すのに対し、consequenceはその結果や影響に着目したニュアンスを持つ。 |
対義語: unimportance、insignificance、triviality
6派生語・関連語
-
important
形
重要な・大切な -
importantly
副
重要なことに・大切なことには(more importantly で頻出) -
import
名・動
輸入(する)/重要性・意味(語根を共有)
7コロケーション
- attach importance to ~(~を重要視する)
- of great / vital importance(非常に重要な)
- stress / emphasize the importance of ~(~の重要性を強調する)
8確認テスト
“The diplomat entered the hall with an air of importance, drawing everyone’s attention.”
① 彼女の重要な役割
② 威厳を漂わせた様子
③ 重大な報告の内容
④ 輸入品への関心
② 「an air of importance」は「威厳・重みを漂わせた態度」という意味の慣用表現。コアイメージ「重みが外に滲み出る」が人物の風格として表れた用法で、①③④はいずれもこの文脈に合わない。「重要性」と訳してしまいがちだが、文脈(外交官の入場シーン)から「威厳・格式」が最も自然。
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