import
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
importの語源はラテン語のimportare(im-「中へ」+portare「運ぶ」)。コアイメージは「外部から内部へ何かを持ち込む」こと。モノを国境の外から国内に運び込めば「輸入する」、情報や概念を外の文脈から自分の領域に持ち込めば「意味をもたらす・重要である」という意味になる。名詞としては「輸入品」だけでなく「重要性・意義」という意味があるのも、「外から中に運び込まれるべき価値あるもの」というイメージから自然に派生したものだ。日常では動詞の輸入する意味が最も使われるが、ビジネス・学術文脈では名詞の「重要性」の意味も頻出で見落としがちである。
2意味一覧
-
動詞
輸入する
国境の「外から内へ」物資を運び込む行為そのもの。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
動詞
(概念・文化・技術などを)持ち込む、導入する
物理的な商品だけでなく、文化・思想・技術を「外部から内部へ運び込む」文脈でも使われる。 -
名詞
輸入品、輸入(複数形importsで使われることが多い)
「外から内へ運び込まれたもの」そのものを指す名詞形。 -
名詞
重要性、意義(やや格式・書き言葉的)
「外からわざわざ運び込む価値があるもの=重要なもの」というイメージから派生。of great importで「非常に重要な」という表現がよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
名詞の「重要性・意義」の意味(of great import)を知らず、単語帳の「輸入する」だけで覚えてしまうと、論説文や評論文で使われたときに読めなくなる。importanceと同義だが、importの方が格式張った文体で使われる点を意識しよう。
動詞の発音(ɪmpˈɔɚt)と名詞の発音(ˈɪmpɔɚt)でアクセントが変わる。動詞は後ろ、名詞は前にアクセントが来るパターンはexport・permitなど多くの単語に共通するので覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bring in | 「外から中へ持ち込む」という点はimportと同じだが、よりカジュアルな表現で、貿易・商業の文脈に限らず幅広く使える。 |
| introduce | 「初めて持ち込む・導入する」に重点。importは継続的な輸入にも使えるが、introduceは「初めて」のニュアンスが強い。 |
| significance | 名詞「重要性」の意味でimportの類義語。significanceは日常的・汎用的な語で、importよりも使用頻度が高い。 |
対義語: export(輸出する)、export(輸出品)
6派生語・関連語
-
imports
名詞(複数形)
輸入品(総称) -
importation
名詞
輸入(行為・過程) -
important
形容詞
重要な(「中に運び込む価値がある」が語源) -
importance
名詞
重要性
-
importer
名詞
輸入業者
7コロケーション
- import goods / products(商品を輸入する)
- of great import(非常に重要な)
- import tariff / duty(輸入関税)
8確認テスト
The committee discussed issues of great import regarding environmental policy.
① 輸入に関する問題
② 非常に重要な問題
③ 輸入業者に関する問題
④ 外国から持ち込まれた問題
② 非常に重要な問題。importは名詞として「重要性・意義」という意味を持ち、of great importは「非常に重要な」という格式ある表現。「外からわざわざ運び込む価値があるもの=重要なもの」というコアイメージから派生した意味で、「輸入」とは全く関係のない文脈で使われている点に注意。
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