obstruct
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1コアイメージ
obstruct の語源はラテン語の ob-(〜に向かって、前に)+ struere(積み重ねる、建てる)。つまり「前に物を積み上げて通れなくする」というイメージが根底にある。物理的に道や通路をふさぐ場合だけでなく、人の計画・活動・視界などあらゆる「流れ」や「進行」に対して、意図的に障害物を置いて妨げるニュアンスを持つ。単なる「邪魔」よりも積極的・意図的なブロッキングのイメージが強く、しばしば法的・制度的な文脈でも使われる(「司法妨害」obstruction of justice など)。この「前に立ちふさがる」コアイメージから、物理的遮断・業務妨害・視界遮断まで一貫して説明できる。
2意味一覧
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動詞
(道・通路などを)ふさぐ、遮断する
前に障害物を積み上げて物理的に通れなくするコアイメージそのもの。道路・廊下・血管など「流れるべきもの」が通れなくなる状況に使う。 -
動詞
(活動・計画などを)妨害する、阻止する
「前に立ちふさがる」イメージが抽象的な「進行」に向けられた場合。改革・捜査・審議などの「流れ」を意図的に止めるニュアンス。 -
動詞
(視界・光などを)さえぎる
視線の「通り道」に障害物を置くイメージ。光や視界も「流れ」ととらえることで、同じコアイメージから自然に導かれる意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
hindrance(邪魔)や interfere(干渉)と混同しやすいが、obstruct は「意図的かつ積極的に立ちふさがる」ニュアンスが強く、結果として相手の進行を完全にまたは大きくブロックする場合に使う。偶発的な邪魔には使いにくい。
obstruct justice(司法妨害)のように法律・ビジネス・政治の文脈で頻出するため、「妨害する」という訳だけを覚えていると「道をふさぐ」「視界をさえぎる」という物理的用法を見落としがち。コアイメージで全用法をまとめておくことが重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| block | obstruct より口語的で幅広く使われる。完全に通れなくする静的なブロッキングのイメージが強く、意図の有無を問わない。 |
| hinder | 妨害の程度が軽く、完全に止めるのではなく「遅らせる・難しくする」ニュアンス。obstruct ほど意図的・積極的なイメージはない。 |
| impede | やや書き言葉的で、進行を遅滞させるニュアンス。obstruct が「ふさぐ」なら impede は「足を引っ張る」感覚。 |
| hamper | 自由な動きを制限・拘束するイメージ。外から縛り付けるような妨害で、obstruct のように「前に立ちふさがる」感覚は弱い。 |
対義語: facilitate、clear、enable、promote
6派生語・関連語
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obstruction
名詞
障害(物)、妨害、閉塞 -
obstructive
形容詞
妨害的な、障害となる -
obstructionism
名詞
(議会などでの)妨害戦術、引き延ばし戦術 -
obstructor
名詞
妨害者、障害物
7コロケーション
- obstruct justice(司法を妨害する)
- obstruct the view(眺め・視界をさえぎる)
- obstruct traffic(交通の流れを妨げる)
8確認テスト
“The doctor warned that a blood clot could obstruct the artery and cause a heart attack.”
① 動脈を強化する
② 動脈をふさぐ
③ 動脈を刺激する
④ 動脈を拡張する
正解は②「動脈をふさぐ」。血液という「流れるべきもの」の通り道(動脈)に障害物(血栓)が立ちふさがるイメージで、obstruct のコアイメージ「通り道に立ちふさがる」が医療的文脈に適用された例。「妨害する」と覚えているだけでは一瞬戸惑うが、コアイメージを理解していれば自然に「ふさぐ」と訳せる。
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