outrage
/άʊtrèɪdʒ/
【名】憤慨、侵害、暴動
重要度
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
outrage の核心
「道義的限界を超えた激しい衝撃」
outrageの語源はフランス語のoutrage(過度・行き過ぎ)で、out(外へ)+rage(激しい感情・暴力)というイメージが根底にある。「許容できる範囲を完全に逸脱した行為」、そして「それによって引き起こされる激しい怒りや憤慨」という二つの方向性が共存する単語。単に怒っているというよりも、「道義的・社会的な一線を踏み越えたことへの強い反発・衝撃」というニュアンスが本質。出来事が一線を越える→見た人・受けた人が激しく憤慨する→社会的な抗議行動につながる、という連鎖をまるごと一語で表せるのがこの単語の強みだ。
2意味一覧
-
名
憤慨・激しい怒り
道義的な一線を越えた出来事が引き起こす「内側から溢れ出るような激しい怒り」。単なるangerより社会的・道徳的な義憤のニュアンスが強い。 -
名
(道義・人権に対する)侵害・許しがたい行為
許容範囲を完全に逸脱した行為そのものを指す。「これは outrage だ(あってはならないことだ)」という使い方がこれにあたる。 -
名
暴行・乱暴・暴動
行き過ぎた行動が物理的な暴力・集団的な騒乱にまで発展した状態。社会規範を逸脱した激しい行動という点でコアイメージと直結する。 -
動
(人を)激怒させる・憤慨させる
「道義的な一線を越えることで人を激しく怒らせる」という動詞用法。be outraged at ~(〜に激怒する)の形でよく使われる。
3例文
There was a public outrage following the politician’s remark.
その政治家の発言を受けて、世間に激しい怒りが広がった。
public outrageは「社会的な怒り・世論の強い反発」。「暴動」と訳すと行き過ぎで、感情的な憤慨の広がりを指す文脈。
She was outraged by the unfair treatment she received.
彼女は不当な扱いを受けて激怒した。
動詞のbe outraged。単に怒るのではなく、理不尽・不当さへの強い義憤が込められている。
The massacre was an outrage against humanity.
その虐殺は人道に対する重大な侵害(暴挙)だった。
an outrage againstで「〜への侵害・あってはならない行為」。怒りではなく「行為そのもの」を指す用法。
4よくある間違い・注意点
ここに注意
例文の「public outrage」を反射的に「暴動」と訳しがちだが、outrageは主に「強い怒り・憤慨」の感情を指す。「暴動」はriotの訳語として使うほうが適切な場合が多い。文脈が感情的な反発を述べているのか、物理的な騒乱を述べているのかを必ず確認すること。
angerとoutrageを混同しないよう注意。angerは単純な怒りだが、outrageは「道義的・社会的な一線を越えたことへの義憤」というニュアンスを持ち、より強く社会的な色彩が強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| anger | 単純な怒りを広く指す一般語。outrageほど道徳的・社会的な「一線を越えた」ニュアンスはない。 |
| indignation | 不当な扱いへの憤りという点はoutrageと近いが、よりフォーマルで内面的な義憤。outrageのほうが感情の激しさと社会的広がりが強い。 |
| fury | 激しい怒りそのものを指す点は共通だが、furyは純粋な感情の激しさに焦点があり、道義的逸脱というニュアンスはない。 |
| atrocity | 「許しがたい行為」という名詞用法でoutrageと重なるが、atrocityは残虐な行為・残酷さに特化しており、より強烈。 |
対義語: approval、acceptance、composure
6派生語・関連語
-
outrageous
形
常軌を逸した・ひどい・とんでもない
-
outrageously
副
とんでもなく・ひどく・常識外れに
7コロケーション
- public outrage(世間の憤慨・世論の強い反発)
- be outraged at / by ~(〜に激怒する)
- an outrage against ~(〜への侵害・暴挙)
8確認テスト
次の英文の下線部の意味として最も自然なものを選べ。
The new policy sparked widespread outrage among citizens.
① 暴動
② 驚き
③ 憤慨・強い怒り
④ 反省
▶ クリックして解答を表示
③ 「sparkedは『引き起こした』、widespreadは『広範な』という意味。公共政策への市民の反応としてoutrageは『怒りが広がった』という文脈で最も自然。①の『暴動』はriotが適切で、outrageを暴動と訳すのは多くの文脈で行き過ぎ。コアイメージ『道義的限界を越えたことへの激しい怒り』をそのまま当てはめると③が正解。」
③ 「sparkedは『引き起こした』、widespreadは『広範な』という意味。公共政策への市民の反応としてoutrageは『怒りが広がった』という文脈で最も自然。①の『暴動』はriotが適切で、outrageを暴動と訳すのは多くの文脈で行き過ぎ。コアイメージ『道義的限界を越えたことへの激しい怒り』をそのまま当てはめると③が正解。」
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