restraint
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
restraintは動詞 restrain(re-「後ろへ」+ strain「引っ張る」)から生まれた名詞です。コアイメージは「外から縛る力」あるいは「内から湧き出る衝動を後ろへ引き留めること」。対象が人の行動なら「拘束」、感情や欲求なら「抑制・自制」、表現のスタイルなら「抑えた品のある控えめさ」になります。重要なのは、この語にはただ「ない」だけでなく、「引き留める力が働いている」という能動的な緊張感が含まれていること。過度な行動・感情・装飾を引き留めておく、その張力こそがrestraintの本質です。
2意味一覧
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名詞
拘束(物理的・制度的に動きを封じること)
外部から力をかけて身体や自由を「引き留める」コアイメージそのまま。手錠や法的規制など目に見える力が働いている状態。 -
名詞
抑制・自制(感情や衝動を内側から押さえること)
外部ではなく自分自身が内なる衝動を「後ろへ引き留める」力を発揮している状態。self-restraintと組み合わせて使われることが多い。 -
名詞
節度・控えめさ(過剰にならない品のある抑え方)
デザイン・文体・行動が「引き留められて余分がない」状態。「with restraint(節度を持って)」の形で使われ、洗練や品格を指す肯定的なニュアンスを持つ。
3例文
4よくある間違い・注意点
restraintは「拘束・抑制・節度」と文脈で訳が大きく変わるため、単一の日本語訳に固定してしまうと意味を取り違えやすい。特に「with restraint」を「制限を持って」と硬直した訳にすると不自然になるので、「控えめに・節度を持って」と柔軟に読む習慣をつけよう。
restraint(名詞)と restrict(動詞)を混同しないこと。restricは「範囲を狭める」ニュアンスが強く、引き留めるというよりも「範囲を区切る」イメージ。restraintのほうが緊張感・抵抗感を含む。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| control | controlは「支配・管理」全般を指す広い語。restraintは特に「引き留めて抑える」緊張感が強く、自制や節度のポジティブな含意もある。 |
| constraint | constraintは「外部から課される制約・制限」が主。restraintは内なる自制も含み、自発的に引き留めるニュアンスも持てる。 |
| moderation | moderationは「中庸・ほどほど」で過剰を避ける状態。restraintよりも穏やかで、緊張感・引き留める力のニュアンスは薄い。 |
| inhibition | inhibitionは心理的な「抑圧・ためらい」で、しばしば過度な内向きの抑制を指す。restraintはそれよりも積極的・肯定的な自制のニュアンスを持つことが多い。 |
対義語: freedom、indulgence、excess
6派生語・関連語
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restrain
動詞
抑制する、拘束する、引き留める
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restrained
形容詞
抑制された、控えめな、節度のある -
unrestrained
形容詞
抑制されていない、奔放な、歯止めのない
7コロケーション
- self-restraint(自制心)
- show / exercise restraint(自制・節度を示す/保つ)
- under restraint(拘束されて、制限されて)
8確認テスト
“The journalist praised the diplomat’s restraint in responding to the provocation—he neither raised his voice nor made threats.”
① 沈黙 ② 拘束 ③ 節度 ④ 後退
③ 節度。外交官が挑発に対して感情や言動を「引き留めて過剰にならなかった」状態を指している。物理的な束縛(②拘束)でも完全な沈黙(①)でもなく、適切に抑えた品のある対応=節度というrestraintの肯定的なニュアンスがここに表れている。
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