manifest
【動】明らかにする、示す、現れる
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
manifestのラテン語源は「manus(手)+festus(打たれた)」で、「手で直接触れられるほど明確に前に出ている」というイメージです。何かが内側や背後に潜んでいた状態から、誰の目にもはっきりと見える形で表面に現れる、というのがコアイメージです。形容詞では「すでに表に出ていて明白な」、動詞では「表に出す・出てくる」というニュアンスになります。単なる「明らか」ではなく、「隠しようのないほど明確に露わになっている」というやや強い確信のニュアンスを持ちます。
2意味一覧
-
形容詞
明白な、誰の目にも明らかな
すでに表に出て手で触れられるほど明確な状態を指す。「なんとなくわかる」ではなく、疑いようもなく露わになっているというニュアンス。 -
動詞(他動詞)
〜を明らかにする、〜をはっきり示す
内部に潜んでいたもの(感情・意図・性質など)を表面に押し出して見えるようにする行為。人や組織が意図的に示す場合に多く使われる。 -
動詞(自動詞)
(症状・現象などが)現れる、顕在化する
内側に潜んでいたものが自然と表面に出てくるイメージ。病気の症状や社会問題が表面化する文脈でよく使われる。 -
名詞
(船・航空機の)積荷目録、乗客名簿
「何が積まれているかを表に出した一覧」というコアイメージから。税関や検査のために内容を明示した書類のこと。受験では頻出ではないが知っておくと差がつく。
3例文
4よくある間違い・注意点
形容詞のobviousと混同しがちだが、manifestはobviousより「隠しようもなく露わになっている」という強い確信と「表に出た」という動的ニュアンスを持つ。文語・改まった文体で使われることが多く、日常会話ではobviousやclearの方が自然。
動詞用法を見落としやすい。特に自動詞「(症状・問題が)現れる」の用法は大学入試の長文(医療・社会問題系)で頻出なので要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| obvious | 最もよく使われる「明らかな」の汎用語。manifestより口語的で、「誰でも気づく」という自然なニュアンス。文語的な重みはない。 |
| evident | 証拠・根拠から「明らかに読み取れる」というニュアンス。manifestが「露出・表面化」を強調するのに対し、evidentは「証拠から推論できる」感が強い。 |
| apparent | 「見たところ明らかだが、実際には違うかもしれない」という留保のニュアンスを含む場合がある。manifestに比べ確信の度合いがやや低い。 |
| reveal | 動詞の「示す」に近い語。revealは「ベールを剥いで中を見せる」イメージで、意図的な開示を指す。manifestは感情・性質が自然と外に滲み出る場合にも使える点が異なる。 |
対義語: latent、hidden、concealed、obscure
6派生語・関連語
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manifestation
名詞
表れ、顕現、(思想・感情の)表明
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manifestly
副詞
明らかに、誰の目にも明白に -
manifesto
名詞
(政治的)宣言、声明書(政党や運動体が主義・主張を表に出したもの)
7コロケーション
- manifest itself(itself/themselves):(問題・症状が)顕在化する、現れる
- make something manifest:〜を明らかにする(書き言葉・改まった表現)
- manifest symptom / sign:明白な症状/兆候
8確認テスト
“Stress can manifest as physical symptoms such as headaches and fatigue.”
① ストレスは頭痛や疲労といった身体的症状を隠すことがある。
② ストレスは頭痛や疲労といった身体的症状として現れることがある。
③ ストレスは頭痛や疲労といった身体的症状を明らかに悪化させる。
④ ストレスは頭痛や疲労といった身体的症状であることが明白だ。
②が正解。manifest(自動詞)+as〜で「〜という形で現れる・顕在化する」という意味。コアイメージ「内側に潜んでいたものが表面に出てくる」がそのまま当てはまる用法。①は意味が逆、③④はmanifestの動詞自動詞用法を無視した誤訳。
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