acknowledge
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
acknowledgeのコアは「すでにそこにあるものを、公式に・意識的に認めて外に表す」というイメージです。接頭辞 ac-(〜に向けて)+ knowledge(知識・認識)という構造が示すように、「頭の中にある認識を相手や世界に向けて表明する」行為です。これにより「事実・功績を認める」「感謝の意を表す」「受け取ったことを知らせる」など、一見バラバラな訳語が、すべて『内にある認識を外に示す』という一つのイメージでつながります。日本語の「認める」は消極的に聞こえますが、acknowledgeにはむしろ「きちんと表明する」という積極的なニュアンスがあります。
2意味一覧
-
動詞
(事実・功績などを)認める・認定する
頭の中にある認識を「そうである」と公式に表明すること。否定したり無視したりせず、きちんと外に出す行為。 -
動詞
(人・貢献に)感謝を示す・謝意を表する
相手の行為や存在を「価値あるものとして認識している」ことを外に向けて示すのがこの用法。単なる感謝より「正式に認める」ニュアンスが強い。 -
動詞
(手紙・メールなどの)受取を知らせる・確認の返事をする
「受け取った」という内部的な認識を相手に向けて示す行為。ビジネス英語で頻出。 -
動詞
(人に)挨拶する・存在に気づいていることを示す
相手の存在を認識していることを、うなずきや視線など何らかの形で「外に出す」こと。
3例文
4よくある間違い・注意点
「感謝する」のイメージが強いため thanksやappreciate と混同しがち。しかしacknowledgeは「感謝の気持ちを持つ」より「価値や功績をきちんと認めて表明する」に重きがある。appreciate はあくまで内面の感謝、acknowledge は認識を外に出す公式な表明。
admit(しぶしぶ認める・白状する)と混同しないこと。admit には「本当は言いたくなかったが認める」という消極的・自己不利なニュアンスがあるが、acknowledge はむしろ中立〜積極的に「認めて表明する」感覚。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| admit | しぶしぶ・不本意ながら認める(自分に不利な事実を白状するニュアンス)。acknowledgeにそのニュアンスはなく、中立〜積極的な表明。 |
| recognize | 何かを「識別・把握する」認知的プロセスに重点。acknowledgeはそれを外に向けて「表明する」行為まで含む。 |
| appreciate | 内面で価値を感じる・感謝する気持ち自体。acknowledgeはその気持ちを外に示すアクション。 |
| concede | (議論などで)譲歩して認める、渋々折れる。admitに近い消極的ニュアンス。 |
対義語: deny、ignore、disregard
6派生語・関連語
-
acknowledgment / acknowledgement
名詞
承認・謝辞・受取確認 -
acknowledged
形容詞
広く認められた・定評のある(an acknowledged expert など)
7コロケーション
- acknowledge receipt of ~(〜の受取を確認する)
- acknowledge one’s mistake / fault(過ちを認める)
- acknowledge contributions / efforts(貢献・努力を認める)
8確認テスト
“The company sent an automated email to acknowledge my order.”
① 私の注文をキャンセルするために
② 私の注文を受け付けたことを知らせるために
③ 私の注文に感謝するために
④ 私の注文を再確認するよう求めるために
② が正解。acknowledge receipt(受取確認)のコアイメージが表れた典型的なビジネス・日常用法。「頭の中にある認識(注文を受け取った)を相手に向けて表明する」行為がこの文脈では「受付確認の連絡をする」になる。③の「感謝」はthanksやappreciateの領域で、acknowledgeの焦点は感謝の気持ちではなく「事実の表明」にある。
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