rate
【名】割合、率、歩合、相場、レート
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
rateの根底にあるのは「ある基準・尺度の上にものを置いて、その位置(=値)を確定する」というイメージです。動詞として使うと「尺度に照らして評価・格付けする」となり、名詞として使うと「尺度の上で確定した値=割合・率・レート」になります。たとえば「利率(interest rate)」は金融の尺度上の値であり、「評価する(rate highly)」は価値の尺度上で高い位置に置くことです。「速度(at a rate of)」も時間という尺度に対する量の比として捉えられます。すべての意味が『基準となる軸の上でものの値を確定する』という一つのコアイメージから自然に派生しています。
2意味一覧
-
動
評価する、格付けする、みなす
価値の尺度上にものを置いて位置を決める行為が「評価・格付け」になる。『高く評価する』はその尺度の上位に位置づけることを意味する。 -
名
割合、率、歩合
ある基準量に対する別の量の比が尺度上の値として確定したもの。crime rate(犯罪率)やsuccess rate(成功率)などがこれにあたる。 -
名
速度、ペース
時間という尺度に対して物事がどれほどの量で進むかを示す値。at a rate of 60 km/h のように「〜の速さで」という意味で使われる。 -
名
料金、相場、レート
市場や制度という尺度上で確定した金銭的な値。exchange rate(為替レート)やhourly rate(時間給)など、基準に対して決まる金額を指す。 -
動
〜に値する、〜に相当する(口語)
尺度上でそのレベルに位置づけられるという発想から、『〜に値する』という意味でも使われる。This movie rates a second viewing.(この映画は二度見る価値がある)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
rate と ratio はどちらも「割合」と訳されがちだが使い分けが重要。ratioは同種の量同士の純粋な比(例:男女比)、rateは異なる基準量に対する比や時間あたりの変化量(例:成長率・犯罪率)を指す。
at any rate は「いずれにせよ・とにかく」という意味の重要慣用句。rateを「割合」と直訳しようとすると意味が全くわからなくなるので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| evaluate | evaluateは詳細な分析・検討を経て価値を算出するニュアンスが強く、より正式・客観的。rateは尺度に当てはめてサクッと格付けする感覚に近い。 |
| assess | assessは損害・税金・リスクなど特定の目的のために測定・査定するニュアンスが強い。rateより専門的・行政的な文脈で使われやすい。 |
| rank | rankは他との比較で順位をつけること。rateは絶対的な尺度上での値の確定であり、必ずしも他との比較を含まない。 |
対義語: disregard(無視する)、undervalue(過小評価する)
6派生語・関連語
-
rating
名
評価、格付け、視聴率 -
rated
形
格付けされた(例:G-rated film=全年齢対象の映画) -
overrate
動
過大評価する -
underrate
動
過小評価する -
first-rate
形
一流の、最高水準の
7コロケーション
- crime rate(犯罪率)/ exchange rate(為替レート)/ interest rate(利率)
- rate highly(高く評価する)/ highly rated(高評価の)
- at any rate(いずれにせよ)/ at this rate(このペースでは)
8確認テスト
“I don’t rate his chances of passing the exam.”
① 私は彼の試験合格のチャンスを計算していない
② 私は彼が試験に合格できるとは思っていない
③ 私は彼の試験の合格率を評価した
④ 私は彼の試験合格の見込みを高く見ている
② 「don’t rate + 名詞」は口語で『〜を高く評価しない=〜の見込みは薄いと思う』という意味。rateのコアイメージ(尺度上で位置づける)から、否定形にすると『尺度上で低い位置=見込みなし』というニュアンスになる。④は意味が逆で誤り。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。