reform
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
reformは「re-(再び)」+「form(形を作る)」が語源。つまり「すでに存在するものの形を作り直す」というのがコアイメージ。単なる変化(change)ではなく、「現状に問題があると認識した上で、より良い状態へと意図的・組織的に改め直す」というニュアンスが強い。対象は社会制度・法律・組織などの大きなものから、個人の行動・性格まで幅広い。「ゼロから新しく作る(create)」のではなく、「あるものを直す・立て直す」点が特徴。だからこそ「改革」「改正」「改心」など、どれも「現状を刷新してよりよくする」という根っこを持つ。
2意味一覧
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動詞
(制度・組織などを)改革する、改正する
社会や制度という「形」を作り直して、より良い状態にするというコアイメージがそのまま表れている。 -
動詞
(人の行動・性格などを)改心させる、更生させる
人間の行動パターンという「形」を作り直す。対象が組織から個人に変わっただけで、「問題ある状態をより良くする」核心は同じ。 -
動詞
是正する、(悪弊・欠点を)なくす
歪んだ「形」をただし直すイメージ。特に習慣・慣行・悪弊に対して使われ、「マイナスをゼロにする」ニュアンスで使われることもある。 -
名詞
改革、改正、改善
動詞の意味がそのまま名詞化したもの。「形を作り直すという行為・その結果」を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「改革する」と「革命」を混同しないこと。reform は既存の枠組みを活かしながら修正・改善するニュアンスが強く、根本から破壊して作り直す revolution(革命)とは異なる。「改良」の improve も似ているが、improve は単に「より良くする」であり、reform のような「問題のある形を意図的に作り直す」という強い意図・組織的な行動は含まない。
名詞形 reform は可算・不可算どちらでも使えるが、「具体的な改革案・改革措置」を指す場合は可算(a reform / reforms)、「改革という概念・動き」を指す場合は不可算(reform)になることが多い点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| improve | 単に「状態を良くする」という意味で、reform ほど「問題意識に基づく大規模・組織的な作り直し」のニュアンスはない。日常的な改善から使える。 |
| revise | 文書・計画・考えを「見直して修正する」という意味が中心で、制度・組織全体を刷新する reform より範囲が狭く、知的・書面的な修正に使われやすい。 |
| overhaul | 機械や制度を「徹底的に点検・修理・改造する」というニュアンスで、reform より作業の徹底度・大規模さを強調する。 |
| revolutionize | 根本から覆して劇的に変える意味で、reform が「枠組みを保ちつつ改める」のに対し、既存の形を破壊するレベルの変革を指す。 |
対義語: corrupt、deform、deteriorate
6派生語・関連語
-
reform
名詞
改革、改正、改善
-
reformation
名詞
改革、改善;(the Reformation)宗教改革(16世紀のプロテスタント運動) -
reformer
名詞
改革者、改革推進者 -
reformed
形容詞
改心した、改革された -
reformist
名詞・形容詞
改革主義者(の)、漸進的改革を支持する(人)
7コロケーション
- reform the education system(教育制度を改革する)
- economic reform(経済改革)
- carry out / implement reforms(改革を実行する・推進する)
8確認テスト
After spending two years in prison, he claims to be a completely reformed man.
① 改造された
② 更生した
③ 改正された
④ 廃止された
② 更生した。reform のコアイメージは「形を作り直して良くする」。ここでは制度ではなく「人」が対象で、刑務所という経験を経て行動・性格という『形』が作り直された → 更生した、が最も自然。①は物に使う表現、③は法律・制度向け、④は意味が真逆。
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