urge
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
urgeの根底にあるイメージは「内部から強い力で外側へ押し出す」こと。動詞として使えば、人を内側から突き動かして行動させる「促す・駆り立てる」になり、ある考えや意見を相手に強く押しつけるように伝えると「主張する・力説する」になる。名詞として使えば、内側からこみ上げてくる抑えがたい衝動(urge)そのものを指す。どの用法も「抑えられない内なる力が外へ向かう」という一貫したコアイメージから派生している。
2意味一覧
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動詞
(人を)促す、駆り立てる
内側から力を加えて相手を動かすイメージ。外側から命令するのではなく、内発的な動機を呼び起こすようなニュアンスがある。 -
動詞
強く主張する、力説する
自分の意見や考えを相手の内側へ押し込もうとする行為。単なる「言う」ではなく、押しつけるほどの熱量で訴えるニュアンス。 -
名詞
(抑えがたい)衝動、強い欲求
内側からこみ上げてくる力そのものを名詞化したもの。押さえつけても外に出ようとするエネルギーが「衝動」となる。
3例文
4よくある間違い・注意点
urgeは「軽くすすめる」ではなく「強く・熱を込めて」働きかけるニュアンスが必須。同じ「勧める」でもadviseやsuggestより圧力・切迫感がはるかに強い。状況によって「促す」「訴える」「力説する」と訳し分けが必要で、どれか一つの訳に固定しないこと。
名詞のurgeを忘れがちな学習者が多い。「an urge to do(〜したいという衝動)」という形は長文でも頻出なので、動詞用法と並んで押さえておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| encourage | 背中を押して自信や意欲を高めるイメージ。urgeより穏やかで、強制感や緊迫感がない。 |
| persuade | 論理や感情に訴えて相手を納得させるプロセスを強調。urgeは結果よりも「強く働きかける行為」そのものに焦点がある。 |
| press | 繰り返し圧力をかけ続けるニュアンス。urgeが内側から突き動かすのに対し、pressは外側から圧迫するイメージ。 |
| impulse | 名詞としての類義語。impulseは突発的・瞬間的な衝動を指すのに対し、urgeはより持続的・本能的な欲求に使われることが多い。 |
対義語: discourage、restrain、suppress
6派生語・関連語
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urgent
形容詞
緊急の、差し迫った
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urgency
名詞
緊急性、切迫感 -
urgently
副詞
緊急に、切迫して
7コロケーション
- urge A to do(Aに〜するよう強く促す)
- feel an urge to do(〜したいという衝動を感じる)
- urge caution(慎重さを強く訴える)
8確認テスト
The rescue team leader urged the stranded hikers to stay calm and wait for help.
①その救助チームのリーダーは立ち往生した登山者たちに、落ち着いて助けを待つよう命令した。
②その救助チームのリーダーは立ち往生した登山者たちに、落ち着いて助けを待つよう強く訴えた。
③その救助チームのリーダーは立ち往生した登山者たちに、落ち着いて助けを待つよう提案した。
④その救助チームのリーダーは立ち往生した登山者たちに、落ち着いて助けを待つよう許可した。
②。urgeは単なる「提案(suggest)」でも「命令(order)」でもなく、内側から突き動かすような熱量で強く働きかけるニュアンスを持つ。この場面では切迫した状況の中で強く訴えている文脈なので「強く訴えた」が最も自然。①の「命令」はorderに近く、強制力のニュアンスが出すぎる。
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