spare の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

spare

/spéɚ/
【動】割く、与える、とっておく、あわせない、命を助けてやる、(しばしば否定文で)惜しむ
【形】予備の、余分な

重要度
15/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。

1コアイメージ

spare の核心
「余って・余裕があって使える」

spareの根底にあるイメージは「メインではなく、余って存在している・使われずにある」こと。形容詞「予備の・余分な」はまさにこれで、spare tireは「使われずに余っているタイヤ」。動詞「割く・与える」は、自分の持っているリソース(時間・お金・労力など)の中から「余りを切り出して渡す」ニュアンス。「命を助ける」は「本来ならば奪うはずの命を取らずに余らせておく=残す」感覚。「惜しむ(否定文で)」は「余分を出し惜しみする」こと。こうして見ると、すべて「余裕・余り・節約」というひとつの軸でつながっている。

2意味一覧

  • 動
    (時間・お金などを)割く、与える
    自分のリソースの中に「余り」を見つけて相手に切り出すイメージ。Can you spare a minute?(少し時間を割いてくれる?)はまさにこれ。
  • 動
    (災難・苦労などを)免れさせる、合わせない
    相手が受けるはずだった悪いものを「取り除いて余らせる=相手に当てない」感覚。Spare me the details.(詳しい話は勘弁して)もこの流れ。
  • 動
    (人の)命を助ける、許す
    奪うはずだった命を「奪わずに余らせておく=残してやる」というイメージ。
  • 動
    (しばしば否定文で)惜しむ、出し惜しみする
    「余り」を相手に渡さず手元にとどめておこうとする態度。no expense sparedは「出費を惜しまない」。
  • 形
    予備の、余分な、使われていない
    「メインではなく余っている」というコアそのもの。spare room(空き部屋)、spare time(余暇)など。
  • 形
    (体つきが)やせた、引き締まった(重要だが見落とされがちな意味)
    「余分なものがそぎ落とされた状態」というコアから。a spare frame(細身の体型)のように使う。
  • 名
    予備品、スペアタイヤ
    「余っているもの」がそのまま名詞化した用法。

3例文

There’s no time to spare! Let’s go!
ぐずぐずしている暇はないよ!行こう!
「余らせておける時間がゼロ」→「一秒も無駄にできない」というコアイメージの表れ
Could you spare me a few minutes? I need to ask you something.
少し時間を割いてもらえますか?お聞きしたいことがあって。
自分の時間リソースの「余り」を切り出して渡すイメージ
The general decided to spare the lives of the prisoners.
将軍は捕虜たちの命を助けることにした。
奪わずに「残しておく」という意味のコアが出ている

4よくある間違い・注意点

ここに注意

spare A B(Aにとってのを省かせる)の語順で混乱しやすい。Spare me the trouble.は「私に手間をかけさせないで」=「手間を免れさせて」。saveと混同しがちだが、spareは「不要なものを相手に当てない」ニュアンスが強く、saveは「危険・損失から救い出す」積極的な救助のイメージ。

spare time(余暇)とfree time(自由時間)は似ているが、spareは「余っている時間」という客観的な余剰感があり、freeは「何も予定が入っていない・拘束されていない」という自由のニュアンスが強い。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
save 「危険や損失から積極的に救い出す」という能動的な救助のイメージ。spareが「当てない・余らせる」という消極的な保護に対し、saveはより強い介入を伴う。
afford 「〜するだけの余裕がある」という意味で近いが、affordは財力・余裕があることを前提に使い、spareは余りを「切り出して渡す」行為そのものを指す。
extra 形容詞として「余分な・追加の」という意味で似ているが、extraは「普通の量に加えて上乗せした」ニュアンスで、spareは「本来使われずに取っておかれている予備」のニュアンスが強い。

対義語: use up、exhaust、indulge

6派生語・関連語

  • sparely
    副
    質素に、粗末に、わずかに

  • sparing
    形
    倹約する、出し惜しみする(be sparing of〜:〜を惜しむ)

  • sparingly
    副
    少量で、倹約して(use sparingly:少量ずつ使う)

7コロケーション

  • spare time(余暇・空き時間)
  • spare no effort / expense(努力・費用を惜しまない)
  • spare room(予備の部屋・空き部屋)

8確認テスト

次の英文の下線部 spare の意味として最も自然な日本語訳はどれか。

“I’ll spare you the long explanation — the project was cancelled.”

① 私はあなたに長い説明を割いてあげる
② 長い説明は省いておくよ
③ あなたに長い説明の余裕を与えよう
④ あなたを長い説明から助けてあげよう

▶ クリックして解答を表示
② 「長い説明は省いておくよ」が正解。spare A B の形で「AにBを受けさせないようにする=免れさせる」というコアイメージ。ここでは「相手に長ったらしい説明を合わせない・当てない」という意味になる。①は与えるニュアンスが逆、③④も文脈のナチュラルさに欠ける。


VENN4000 書影

23冊の英単語帳を1冊に。

「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *