afford
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
affordのコアイメージは「十分な余力・ゆとりがあるから、何かを生み出したり提供したりできる」こと。古英語のgeforthian(前へ進める・実現させる)が語源で、「ある状態・条件が整っているから何かが可能になる」という感覚が根底にある。「お金の余裕がある」という意味が有名だが、それはあくまで「経済的な余力から行動が可能になる」という一例に過ぎない。「時間的・精神的な余裕がある」にも、また主語が人ではなく物事の場合に「〜をもたらす・与える」という意味にも発展する。つまり、affordは常に「何らかのゆとりや条件が整った結果として、何かが生まれる・可能になる」という構造を持つ単語だ。
2意味一覧
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動詞
(金銭的・時間的・精神的に)〜する余裕がある、〜できる立場にある
「経済的・時間的なゆとりがある」というコアイメージの最も典型的な用法。can/cannot affordの形で使われることが多い。 -
動詞
(結果として悪いことが)起きても構わない、〜するリスクを負える
「余裕があるから許容できる」というコアイメージが転じて、リスクや損失を受け入れられるかどうかを表す。cannot afford toの形で「〜するわけにはいかない」という否定的な文脈でも頻出。 -
動詞
(物・状況などが)〜を与える・もたらす
主語が人でなく物・状況の場合、「ゆとりある条件が何かを生み出す」というコアから「〜を提供する・与える」という意味になる。フォーマルな文章で特によく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
afford は必ず「can / cannot / could / be able to」などの助動詞とセットで使うのが基本。「I afford to buy it.」のように助動詞なしで使うのは不自然なことが多いので注意。
「afford + 物(名詞)」の形(afford shelter / afford an opportunityなど)を見落としがち。動詞不定詞(to do)の形しか知らないと、名詞が続く文を読み飛ばしてしまう危険がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| manage | manageは「なんとかやりくりして成し遂げる」という努力・工夫のニュアンスが強く、affordのような「ゆとりがあるから可能」という感覚は薄い |
| provide | provideは意図的に「供給する・用意する」という能動的な行為を表す。affordが「状況や条件として自然にもたらされる」という受動的なニュアンスを持つのと対照的 |
| spare | spare(時間・お金を)は「割り当てる・割く」という意味で、限られたリソースの中から捻出する感覚。affordより節約や切り詰めのイメージがある |
対義語: cannot afford、lack(欠く)
6派生語・関連語
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affordable
形容詞
(価格が)手頃な、買いやすい -
affordability
名詞
(価格・費用の)手頃さ、支払い可能性
7コロケーション
- cannot afford to do(〜するわけにはいかない)
- afford an opportunity / a chance(機会を与える)
- affordable price(手頃な価格)
8確認テスト
“This quiet café affords a beautiful view of the mountains.”
① このカフェは山の美しい景色を楽しむ余裕がある
② この静かなカフェは山の美しい景色を望める
③ この静かなカフェは山の美しい景色に余裕がない
④ このカフェは山の美しい景色を買うことができる
②。この文では主語が「カフェ(物)」であり、「その存在・条件が何かをもたらす」というaffordのコアイメージが使われている。「〜の余裕がある」と訳すのはcannotやcanを伴って人が主語の場合。物や場所が主語のaffordは「〜を与える・提供する」と訳すのが自然で、ここでは「美しい景色を望むことができる」という意味になる。
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