strive
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
striveの根底にあるイメージは「強い抵抗や困難に逆らいながら、全力で前へ進もうとする」こと。単なる「努力する」より、障壁や逆風があることが前提に含まれている。古フランス語の「estrif(争い・競争)」が語源で、もともとは「戦う・争う」という意味を持っていた。だから「努力する」という訳の裏には、目標を妨げるものとの静かな戦いが潜んでいる。「ただ頑張る」だけでなく、「諦めずに挑み続ける」という粘り強さと緊張感がこの単語の本質。文脈によっては「~に立ち向かう」「~を勝ち取ろうともがく」といった訳がより本質を伝えることもある。
2意味一覧
-
動詞
(困難に抗いながら)懸命に努力する、励む
障害や困難に逆らいながら前へ進もうとするイメージから、「懸命に努力する」という訳が導かれる。単なる tryより強い意志と持続性を含む。 -
動詞
(困難・敵などと)戦う、争う
語源である「争い・競争」に近い古い用法で、何か外部の力に真正面から立ち向かうイメージ。against を伴うことが多い。 -
動詞
(理想・目標を)追い求める、実現しようと奮闘する
「困難に逆らいながら進む」コアイメージが、崇高な目標や理想への継続的な追求という文脈に当てはまる。「~のためにもがき続ける」ニュアンス。
3例文
4よくある間違い・注意点
strive は「努力する」と訳されるが、try と同じ感覚で使うのは危険。try は結果を問わず「試みる」であるのに対し、strive は困難を前提にした「粘り強い継続的な努力」。一瞬の試みには使わず、長期的・継続的な取り組みに使う。
strive to do(~しようと努力する)と strive for ~(~を求めて奮闘する)の使い分けに注意。for の後は名詞(目標・理想)、to の後は動詞の原形(具体的な行動)が来る。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| endeavor | strive より改まった・書き言葉的な響き。困難への抵抗感よりも「真剣な努力の姿勢」に焦点が当たる。 |
| struggle | 困難への「抵抗・もがき」の感覚はより強く、負けそうになりながらも戦うイメージ。striveが前向きな奮闘なら、struggleは苦境に立たされている感が強い。 |
| attempt | 「試みる」という一回性の行為に焦点があり、持続性・困難への抵抗というニュアンスはない。striveより軽い。 |
| aspire | 高い目標や理想へ「強く望む・志す」という意味で、努力のプロセスよりも「強い希求心」に重点がある。 |
対義語: give up、surrender、abandon
6派生語・関連語
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striving
名詞・形容詞
奮闘(すること)、努力し続けている -
strove / strived
動詞(過去形)
striveの過去形。strove が伝統的な形、strived も現代英語では通用する -
striven
動詞(過去分詞)
striveの過去分詞形(have striven で完了形を作る)
7コロケーション
- strive for excellence(卓越性を求めて努力する)
- strive to do(~しようと懸命に努力する)
- strive against adversity(逆境と戦う・逆境に抗う)
8確認テスト
“Despite repeated failures, she continued to strive for her dream of becoming a doctor.”
① 彼女は医者になるという夢を試しに目指してみた
② 失敗を重ねながらも、彼女は医者になるという夢に向かって奮闘し続けた
③ 彼女は医者になれるかどうかをめぐって周囲と争い続けた
④ 彼女は医者になるという夢をなんとなく追いかけた
②。strive のコアイメージは「困難に逆らいながら、懸命に・継続的に前へ進む」こと。「repeated failures(繰り返す失敗)」という障壁がある文脈で、それでも諦めない粘り強い奮闘を表しているため②が最も自然。①のtryに近い「試みる」や④の淡泊な「追いかける」では持続性と困難への抵抗感が欠け、③は strive against のニュアンスを誤読している。
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