compete
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
competeはラテン語の「com-(共に)+petere(求める・向かう)」から来ており、「複数の者が同じ目標・賞・地位に向かって力を出し合う」というイメージが根底にある。単に「勝ちたい」という欲求ではなく、「同じ土俵に立って互いが互いを引き出し合う」ダイナミックなプロセスを指す。だからこそ、ライバルと切磋琢磨する場面でも使えるし、市場で商品が互いに客を奪い合う場面でも自然に使える。重要なのは、competeには「必ずしも勝者が生まれる」ではなく「互いが同じ目標に向かって力を尽くす」という行為そのものへの焦点がある点だ。
2意味一覧
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動詞
競争する、競い合う
複数の者が同じ目標や勝利に「共に向かう」コアイメージの最も直接的な表れ。スポーツや試験など、明確な勝敗が存在する場面で使われる。 -
動詞
対抗できる、太刀打ちできる
「同じ土俵に立てるかどうか」というニュアンス。can’t compete with ~ のように、力量・品質・価格などが他に匹敵するかを問う文脈で頻出。「彼の料理に太刀打ちできるものはない」のような評価表現にも使う。 -
動詞
(市場などで)競合する
企業や製品が「同じ顧客・シェアという目標に向かう」ビジネス文脈でのコアイメージの表れ。「競合する」「市場で争う」と訳すと自然。
3例文
4よくある間違い・注意点
「compete」は自動詞なので、直後に目的語を置けない。× compete someone ではなく、compete with/against someone または compete for something と前置詞が必要。
「compete」と「contest」の混同に注意。compete は「互いに力を出し合うプロセス」を強調するが、contest は「特定の勝敗・争点が明確な場面」でより使われ、名詞としても「コンテスト・論争」を指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| contend | 困難な状況や強い相手に対して「懸命に戦う・争う」という、より苦闘のニュアンスが強い。competeより文語的。 |
| rival | 動詞で使うと「~に匹敵する・肩を並べる」の意で、competeの「太刀打ちできる」用法に近い。ただし「互いにしのぎを削る動的プロセス」よりも「同等の水準にある」という静的な評価に使いやすい。 |
| vie | 「vie for ~」の形で「〜を巡って争う」と使う。competeと意味は近いが、より文語・書き言葉的で、「熾烈に争う」というニュアンスがやや強い。 |
対義語: cooperate、collaborate
6派生語・関連語
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competition
名詞
競争、競技会、競合
-
competitive
形容詞
競争力のある、負けず嫌いの、競争の
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competitor
名詞
競争相手、競合他社、出場者 -
competitively
副詞
競争的に、他に負けない価格で
7コロケーション
- compete with / against ~(〜と競争する)
- compete for ~(〜を巡って競い合う)
- compete in ~(〜に出場して競う)
8確認テスト
“Streaming services now compete directly with traditional television networks for viewers.”
① 視聴者のために伝統的なテレビ局に協力する
② 視聴者を巡って伝統的なテレビ局と競合する
③ 視聴者を伝統的なテレビ局に譲り渡す
④ 視聴者と共に伝統的なテレビ局を競わせる
②。「視聴者という同じ目標に向かって争う」というcompeteのコアイメージが、ビジネス・市場文脈では「競合する」と訳されることを問う問題。compete for viewers(視聴者を巡って競う)+compete with(〜と)の2つのコロケーションも確認できる。①は意味が逆、③は「譲る」でコアイメージと真逆、④は文の構造を誤読した場合の罠。
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