desire
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
desireのコアイメージは「内側から強く引っ張られるような渇望・欲求」です。単なる「好み」や「希望」ではなく、感情的・本能的な引力を伴う点が特徴です。語源はラテン語の「de(完全に)+sidus(星)」で、かつて「星の導きを強く求める」という占星術的な文脈から生まれたとも言われます。この「抗えない引力に引き寄せられる感覚」が根底にあるため、動詞では「強く望む」、名詞では「欲望・願望・熱望」といった意味になります。wantやwishより感情の熱量が高く、しばしば性的・情熱的な欲求にも用いられるほど、心の深いところから出てくる「渇き」を表す単語です。
2意味一覧
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動詞
強く望む・熱望する
心の奥から抗いがたく引き寄せられる感覚が「強く望む」という動作として表れる。wantより感情的な熱量が高い。 -
動詞
(人に)~するよう要望する・求める
「こうなってほしい」という内なる引力が他者に向かうとき、「要望する・依頼する」という意味になる。やや格式ばった用法。 -
名詞
欲望・願望・欲求
内側から湧き上がる引力そのものを名詞化したもの。単なる「希望」より深い、感情・本能レベルの欲求を指す。 -
名詞
(sexual desire として)性的欲求・情欲
心の最も深い本能的な渇望というコアイメージが、性的欲求という具体的な形で現れた用法。文学・心理学の文脈で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
wantと混同しがち。wantは「(今)欲しい・したい」という日常的な欲求全般に使えるが、desireはより感情的・情熱的な渇望を表すため、軽いことに使うと大げさに聞こえる。たとえば「水が欲しい」をI desire some water.と言うのは不自然。
名詞のdesireをwishと同一視しないこと。wishは「叶うかどうかわからない願い・祈り」のニュアンスが強いが、desireは実現に向けて引っ張られるような能動的な渇望感がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| want | 最も広く使える日常的な欲求。感情的な熱量はdesireより低く、「水が欲しい」のような軽いニーズにも使える。 |
| wish | 実現が難しいかもしれない「願い・祈り」のニュアンスが強く、受動的・詩的な響きがある。desireより実現への能動性が低い。 |
| crave | 食欲・依存など、生理的・本能的な強い欲求に使う。desireより衝動的で、コントロールが難しいイメージ。 |
| long for | 遠くにあるもの・失ったものへの「切ない憧れ・渇望」。desireより哀愁・距離感が伴う。 |
対義語: aversion(嫌悪)、indifference(無関心)、reluctance(気乗りしないこと)
6派生語・関連語
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desired
形容詞
望まれた・所望の(例:the desired result 望ましい結果) -
desirable
形容詞
望ましい・好ましい・魅力的な
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desirability
名詞
望ましさ・魅力・有利性 -
undesirable
形容詞
望ましくない・好ましくない
7コロケーション
- a burning desire to do(~したいという燃えるような欲求)
- desire for power / success / change(権力/成功/変化への渇望)
- have no desire to do(~したいとは全く思わない)
8確認テスト
“Despite years of failure, his desire to discover a cure for the disease never faded.”
① 義務感
② 渇望
③ 計画
④ 習慣
② 渇望。長年の失敗にも消えない「心の奥底から湧き上がる強い引力」がdesireのコアイメージそのもの。「義務感(obligation)」「計画(plan)」「習慣(habit)」では、感情的・内発的な熱量が表現できず不自然。この文脈ではdesireの「情熱的な渇望」というニュアンスが最も正確に伝わる訳語は「渇望」となる。
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