sympathy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
sympathyの語源はギリシャ語のsympatheia(sym-「共に」+pathos「感情・苦しみ」)。コアイメージは「相手と同じ感情の場に立つ・同じ気持ちになる」こと。相手が悲しんでいるときに「その悲しみをわかる」という感覚が根底にある。だから「同情・あわれみ」の意味になるが、必ずしも上から目線の哀れみではなく、相手の感情や立場に寄り添うという温かいニュアンスを持つ。また「共感・意見の一致」という意味でも使われ、「感情だけでなく考え方も同じ場にある」状態を指す。
2意味一覧
-
名
同情、あわれみ(特に悲しみや不幸への)
相手の悲しみや苦しみと「同じ感情の場に立つ」ことで、その痛みをともに感じるのが「同情」。 -
名
共感、理解、思いやり
悲しみに限らず、相手の気持ちや考えに「一緒に立つ」ことで、広く「共感・理解」という訳になる。 -
名
(考え・意見への)賛同、支持
「感情的な共感」が転じて、ある立場・意見に「気持ちが一致している」状態、つまり「支持・賛同」の意味でも使われる。 -
名
お悔やみ(complexを複数形にして)
sympathiesと複数形にすることで、「死別という悲しみの場に共に立つ」という弔意の定型表現になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
sympathyは「同情」と覚えがちだが、日本語の「同情」は少し上から目線のニュアンスを帯びることがある。英語のsympathyは必ずしもそうではなく、むしろ温かく寄り添う意味合いが強い。文脈によって「お悔やみ」「共感」「賛同」と幅広く訳す必要があることを意識しよう。
empathyとの混同に注意。sympathyは「相手と同じ感情の場に立つ」感覚だが、empathyは「自分が相手の立場・感情そのものになりきる」より深い感情移入を指す。面接や心理系の文章でも区別して使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| empathy | 相手の感情に「なりきる」より深い感情移入。sympathyが「隣に立つ」イメージなら、empathyは「相手の靴を履く」イメージ。 |
| compassion | 苦しんでいる相手を助けたいという行動を伴う感情。sympathyより「何かしてあげたい」という積極的な意志が強い。 |
| pity | かわいそうだという感情だが、相手を下に見る・上から目線のニュアンスが強く、sympathyよりネガティブに受け取られることがある。 |
対義語: indifference、antipathy
6派生語・関連語
-
sympathize
動
同情する、共感する、賛同する
-
sympathetic
形
同情的な、共感を示す、支持する
-
sympathetically
副
同情して、共感して
7コロケーション
- express sympathy(同情・お悔やみを表す)
- have sympathy for/with 〜(〜に共感する/賛同する)
- deepest sympathies(深いお悔やみ ※複数形で弔意を表す定型表現)
8確認テスト
“Many young people have sympathy with calls for political reform.”
①若者の多くは政治改革の要求に同情している
②若者の多くは政治改革の要求に賛同している
③若者の多くは政治改革の要求を哀れんでいる
④若者の多くは政治改革の要求に戸惑っている
②。sympathyには「意見・立場への賛同・支持」の意味がある。この文では政治改革を求める声に「気持ちが一致している=支持している」という文脈なので「同情」や「あわれみ」ではなく「賛同」が最も自然。sympathy with〜の形で「〜を支持する」という意味になる点を覚えておこう。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。