compulsory
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
compulsoryの語源はラテン語のcompellere(強制して追い込む)で、「compel(強いる)」と同じ根を持つ。コアイメージは「外部の力や権力によって選択の余地なく課される」こと。自分の意志とは無関係に、制度・規則・法律などが「しなければならない」状態を作り出している感覚だ。「強制的な」「義務的な」「必修の」はすべて、この「外力によって選択肢が消えている」状態を文脈に応じて言い換えたものに過ぎない。任意(optional)と対になる概念であり、逃げ道のない拘束感がこの単語の本質にある。
2意味一覧
-
形容詞
強制的な・義務的な
外部の力によって従わざるを得ない状態を指す。規則や法律が選択の余地を奪っているニュアンス。 -
形容詞
必修の・履修義務のある
教育制度という外部の枠組みが「受けなければならない」状態を作り出している場面での訳。 -
形容詞
(法的に)強制力を持つ・義務づけられた
法律や条令レベルで課される義務を指す場合に使われる。「compulsory voting(義務投票制)」など法的拘束を帯びた文脈でよく見られる。
3例文
4よくある間違い・注意点
compulsoryとmandatoryはほぼ同義で使われることが多いが、compulsoryは「罰則や不利益を伴う強制」のニュアンスが強く、mandatoryは「公式な命令・規定による義務」に重点が置かれる。試験ではほぼ互換だが、法律文書ではmandatoryが好まれる傾向がある。
compulsiveと混同しやすいので注意。compulsive(強迫的な)は「内側から抑えられない衝動に駆られる」のに対し、compulsory(強制的な)は「外側から課される義務」を指す。例:a compulsive liar(嘘をつかずにいられない人)vscompulsory education(義務教育)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| mandatory | 公的・法的命令による義務に焦点。compulsoryより法的・公式な文書で好まれる。強制力の「源が命令・規定にある」感覚。 |
| obligatory | 道義的・規則上の「義務として避けられない」ニュアンスが強い。社会的・道徳的義務にも使われ、compulsoryより広いニュアンスを持つ。 |
| required | 最も口語的・汎用的。「必要とされる」という客観的な要求を示すだけで、強制のニュアンスは弱め。 |
対義語: optional、voluntary、elective
6派生語・関連語
-
compel
動詞
強いる・余儀なくさせる
-
compulsion
名詞
強制・衝動 -
compulsive
形容詞
強迫的な・(内側からの衝動に)抑えられない -
compulsorily
副詞
強制的に・義務的に
7コロケーション
- compulsory education(義務教育)
- compulsory subject / course(必修科目)
- compulsory military service(義務兵役・徴兵制)
8確認テスト
Attendance at the safety training session is compulsory for all new employees.
① 安全講習への出席は、新入社員全員にとって自由参加である。
② 安全講習への出席は、新入社員全員に義務づけられている。
③ 安全講習への出席は、新入社員全員にとって望ましいとされている。
④ 安全講習への出席は、新入社員全員にとって難しいとされている。
② 「外部(会社の規則)から選択の余地なく課されている」というcompulsoryのコアイメージがそのまま当てはまる。①のoptional(任意)、③のdesirable(望ましい)、④は意味が全く異なる。compulsoryは「やるしかない状態を外力が作っている」という点が核心で、「義務づけられている」が最も正確に訳出できている。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。