council
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
councilのコアイメージは「特定の目的のために選ばれた人々が集まり、審議・決定を行う合議体」です。ラテン語のconcilium(集会・集まり)に由来し、「一緒に(con-)呼び集めること(-cilium)」が語源。個人ではなく複数名が集まって協議するという集合的な性質が核心にあります。だからこそ、国や地方の行政機関(市議会)にも、学校内の自治組織(生徒会)にも、宗教・学術的な諮問機関にも使われます。「会議」との違いは、一時的なイベントではなく、継続的に機能する「組織・機関」そのものを指す点にあります。
2意味一覧
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名詞
(地方)議会、評議会
選ばれた代表者が集まり、地域の政策や規則を審議・決定する合議体。「集まって決める組織」というコアイメージがそのまま表れている。 -
名詞
会議、協議会
特定の目的で招集された審議の場。組織としての側面より「集まって話し合う」という行為・場面に焦点が当たる文脈での訳。 -
名詞
(学校・団体などの)自治会、委員会
school councilやstudent councilのように、組織内で自治的な審議・決定を担う合議体にも使われる。 -
名詞
(宗教・学術などの)公会議、諮問機関
the Council of Trentのように、歴史的・宗教的な重要会議を指す用法。重要事項を集まって決めるというコアイメージの表れ。
3例文
4よくある間違い・注意点
counsel(カウンセル:助言、弁護士)とスペルと発音が非常に似ているため混同しやすい。council(議会・合議体)は組織・機関を指し、counsel(助言)は「アドバイスをすること・する人」を指す全く別の単語。
councilを「会議(イベント)」と訳しがちだが、councilは継続的に機能する「組織・機関」そのものを指す。一時的な会合・イベントはconferenceやmeetingを使う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| assembly | より大規模な立法・代表機関(国会・議会)を指すことが多く、councilより格式が高く公式な響きがある。 |
| committee | 大きな組織の中の小部門・委員会を指す。councilが独立した合議機関であるのに対し、committeeは上位組織に従属する分科会的なニュアンス。 |
| board | 経営・運営を担う取締役会・理事会を指すことが多く、ビジネス・組織運営の文脈で使われる。councilより意思決定権を持つ少数精鋭のイメージ。 |
| parliament | 国家レベルの立法機関(国会・議会)に限定された語。councilより格式が高く、国政の文脈でのみ使われる。 |
対義語: individual(個人)
6派生語・関連語
-
councillor / councilor
名詞
議員、評議員(councilの構成員) -
council house
名詞
(英)公営住宅(地方議会が管理する住宅)
7コロケーション
- city / town council(市議会・町議会)
- student council(生徒会・学生自治会)
- council meeting(議会の会議・評議会の会合)
8確認テスト
“The local council has decided to build a new public library in the town.”
① その地元の会議は、町に新しい図書館を建設するイベントを開くことにした。
② その地方議会は、町に新しい公共図書館を建設することを決定した。
③ その地元の委員会は、図書館を建設するよう上部組織に提案した。
④ その地方の議員は、一人で図書館建設の決定を下した。
②が正解。councilは「継続的に審議・決定を行う合議機関(地方議会)」であり、一時的なイベントや会議(①)でも、上位組織への提案にとどまる委員会(③)でも、個人(④)でもない。local councilは「地方議会」と訳すのが最も自然で、その議会が自らの権限で決定(decided)している文脈にも合致する。
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