access
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
accessのコアイメージは「何かへと至る通路・道が開かれていること」。ラテン語のaccedere(近づく)が語源で、「障壁を越えて目的地にたどり着く」感覚がある。コンピューターに「アクセスする」だけでなく、情報・場所・人・機会などに「手が届く・利用できる状態になる」という意味も持つ。日本語の「アクセス」は主にIT文脈に限定されがちだが、英語のaccessはもっと広く「~への通路が確保されている」状態全般を指す。たとえば「この図書館は子どもたちに知識へのアクセスを与える」のように、抽象的な「つながりが開かれる」場面にも自然に使われる。
2意味一覧
-
動詞
(情報・システム・場所などに)アクセスする、接続する、利用する
「通路を通って目的のものに届く」コアイメージが動作として表れたもの。コンピューターや情報にたどり着いて利用する行為を指す。 -
名詞
(~への)アクセス、利用権、接近手段、入口
「通路が開かれている状態・その通路そのもの」がそのまま名詞化したもの。物理的な入口から、情報・機会・権利への「通じる道」まで幅広く使う。 -
名詞(発展)
(権力者・希少なものへの)接触機会、コネ
「本来なかなか届かないものへの道が特別に開かれている」ニュアンスで、VIPや機密情報へのアクセス権など、特権的なつながりを指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語の「アクセス」はIT・交通文脈に偏りがちだが、英語のaccessは「情報・医療・教育・機会への利用可能性」など抽象的な文脈でも非常によく使われる。特にhave access to ~(~を利用できる・~に接触できる)という名詞用法を見落としやすい。
accessは他動詞なので、access to ではなく「access the system」のように直接目的語を取る。動詞として使うときに「access to the file」と書いてしまうのは誤り(名詞なら have access to the file が正しい)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| approach | 「近づくプロセス・方向性」に焦点。accessが「通路が開かれて届く」結果重視なのに対し、approachは「近づく動き・方法」を指す。 |
| entry | 「入ること・入場」に限定的で、物理的な意味合いが強い。accessのような抽象的な「情報・機会への到達」には使えない。 |
| reach | 「手を伸ばして届く」イメージ。accessより努力のニュアンスが出ることがある。 |
対義語: denial(拒否)、restriction(制限)、exclusion(締め出し)
6派生語・関連語
-
accessible
形容詞
アクセスしやすい、利用しやすい、理解しやすい
-
inaccessible
形容詞
アクセスできない、到達困難な -
accessibility
名詞
アクセシビリティ、利用しやすさ(障害者対応の文脈でも重要)
7コロケーション
- have access to ~(~を利用できる・~にアクセスできる)
- gain access to ~(~へのアクセスを得る・~に入り込む)
- access to information / education / healthcare(情報・教育・医療へのアクセス)
8確認テスト
The scholarship program aims to improve access to higher education for students from low-income families.
① 高等教育へのアクセス速度を上げること
② 高等教育を受けられる機会を広げること
③ 高等教育の接続機器を整備すること
④ 高等教育施設への物理的な入口を作ること
② 「access to higher education」は「高等教育という目的地への通路が開かれること」、つまり「高等教育を受けられる機会・環境」を意味する。accessは物理的な「接続」だけでなく、抽象的な「機会・利用可能性」にも使うことがこの問いのポイント。①はIT的な誤解、③④は過度に物理的な解釈で不自然。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。