add
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
addのコアイメージは「すでにあるものの上に、さらに何かを乗せる・合流させる」こと。数学の「足し算」はまさにその典型で、ある数に別の数を積み重ねる行為です。これが物理的なものだけでなく、言葉・情報・要素へと広がります。「言い足す」という訳も、会話の流れというベースの上に新たな言葉を乗せるイメージ。重要なのは「ゼロから作る」のではなく、「すでに存在するものを出発点として、そこへ上乗せする」という点です。だからaddは常に「前提となるベース+追加されるもの」という二項構造を持っています。
2意味一覧
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動詞
(数・量を)足す、加算する
数字というベースの上に別の数字を乗せる操作。「足し算」はaddの最も具体的な現れ。 -
動詞
(物・要素を)加える、追加する
すでにあるものの上に物や要素を上乗せするイメージ。調理でスパイスを「加える」など日常的によく使う。 -
動詞
(言葉・意見を)言い足す、付け加えて言う
会話の流れをベースに、そこへ追加のひとことを乗せる行為。例文のように「一言添える」場面で自然に使われる。 -
動詞
(性質・価値を)高める、増す
「add value(価値を加える)」「add flavor(風味を増す)」のように、既存の質・量をさらに上乗せして高める意味。日本語では「〜を高める」と訳すと自然になることが多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「言い足す」の意味でaddを使うとき、’I added that…’ のようにthat節を続けることができます。「She added that she would be late.(彼女は遅れると付け加えた)」という形は頻出ですが、日本人は意外と使い慣れていません。
add toとadd upは混同しやすい。「add A to B」はBというベースにAを上乗せする意味。一方「add up」は複数の数や要素を合計する(積み上げる)イメージで、「add up to +数字」で「合計〜になる」という意味になります。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| append | 文書・リストの末尾に付け足すニュアンスが強く、addより形式的・技術的な場面で使われる。 |
| supplement | 不足を補うために加えるイメージ。addが中立的な「上乗せ」なのに対し、supplementは「欠けている部分を埋める」ニュアンスを持つ。 |
| attach | くっつけて接続するイメージ。addが「量・情報の増加」なら、attachは「物理的または関係的な結合」に重点がある。 |
対義語: subtract、remove、deduct
6派生語・関連語
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addition
名詞
追加、加算;(in addition で)さらに、加えて
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additional
形容詞
追加の、さらなる
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additionally
副詞
さらに、加えて -
additive
名詞/形容詞
添加物;添加の
7コロケーション
- add value to 〜(〜に価値を加える・高める)
- add up to 〜(合計〜になる)
- add fuel to the fire(火に油を注ぐ)
8確認テスト
“The manager paused, then added that the deadline had been moved up.”
① 計算した
② 付け加えて言った
③ 要求した
④ 追加料金を請求した
② 付け加えて言った。addは「すでにある発言のベースの上に、さらに言葉を乗せる」コアイメージを持つ。ここでは一度発言を止めた(paused)後に新たな情報を「言い足した」場面。add that節の形は「〜と付け加えて言う」という頻出パターンであることをしっかり押さえておこう。
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