extraordinary
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
extraordinaryは「extra(外に)+ordinary(普通の)」という構造を持つ語で、「普通の範囲の外にある」というのがコアイメージです。ordinary(普通・通常)という基準線から大きく外れていることを示します。日本語にすると文脈次第で「異常な」「並外れた」「驚くほどの」「特別な」「非凡な」など様々な訳が当てはまりますが、いずれも「ふつうじゃない」という一点で共通しています。悪い意味ではなく、むしろ賞賛・感嘆のニュアンスで使われることが多く、「こんなことは通常あり得ない」という話し手の驚きや感動を伴います。
2意味一覧
-
形容詞
並外れた、非凡な(能力・才能などが)
「普通の枠の外」にある能力や才能を指す。プラスの驚きと感嘆が込められた使い方。 -
形容詞
異常な、異例の(出来事・状況などが)
「普通ではあり得ない」状況や出来事に対して使い、日常の基準から大きく逸脱していることを表す。 -
形容詞
驚くほどの、目を見張るような
話し手が「普通の範囲を超えている」と感じる驚きや感動を表現するときに使われる。 -
形容詞
臨時の、特別に召集された(会議・使節などの公式な文脈で)
「通常スケジュールの外に置かれた」という意味で、ambassador extraordinary(特命大使)のように公式・外交文書で使われる見落としがちな意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「extraordinary」はほぼ常に「通常を大きく超えた=すごい・異例」という強い感情を含むのに対し、「special」は単に「特別扱い」というだけで驚きのニュアンスはない。両者を同じ感覚で使い回すと文のトーンが大きく変わるので注意。
語形に引きずられて「extra(余分な)+ordinary(普通の)=普通より少し余分」と解釈するのは誤り。extra- はここで「外に・超えて」の意味であり、「普通の枠を完全にはみ出した」という強いニュアンスが正しい理解。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| remarkable | 「注目に値する」という意味合いが強く、客観的な観察・評価に基づく点が中心。extraordinaryほど感情的な驚きは伴わない。 |
| exceptional | 「例外的に優れた」というニュアンスで、基準からの逸脱というよりも「同類の中で飛び抜けている」というイメージが強い。 |
| outstanding | 「他より際立って目立つ」という意味で、集団の中での比較で優位性を示す。extraordinaryのような「規格外」の驚きよりも、相対的な卓越さを示す。 |
| phenomenal | 「現象的なほどすごい」という口語的に強調されたニュアンス。extraordinaryよりもカジュアルで感情的な誇張が強め。 |
対義語: ordinary、common、mediocre、unremarkable
6派生語・関連語
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extraordinarily
副詞
並外れて、異常なほど、驚くほど -
extraordinariness
名詞
並外れていること、異例であること(使用頻度は低め)
7コロケーション
- extraordinary talent / ability(並外れた才能・能力)
- extraordinary measures(異例の措置・非常手段)
- extraordinary meeting / session(臨時会議・特別会合)
8確認テスト
The government announced extraordinary measures to deal with the economic crisis.
① 余分な措置
② 臨時の・異例の措置
③ 普通の措置
④ 平凡な措置
② 臨時の・異例の措置。extraordinary は「普通の枠の外にある」がコアイメージ。「経済危機に対処するための措置」という文脈では、通常の手続きや方法を超えた「異例・緊急の」対応という意味になる。①の「余分な」は extra の誤解から生じる典型的なミス。
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