attain
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
attainのコアイメージは「長い努力・プロセスを経て、ある到達点にたどり着く」こと。語源はラテン語の attingere(ad-「~に向かって」+tangere「触れる」)であり、「手を伸ばしてついに触れる」というイメージが根底にある。単に「手に入れる」のではなく、目標や高い水準に向かって継続的に努力し、その末に到達するという過程が含意されている。そのため、ゴール・夢・年齢・水準など「努力して到達するもの」に自然に使われ、偶然得るものや与えられるものには使いにくい。「達成する」「獲得する」「(年齢・水準に)達する」といった日本語訳はすべてこのコアイメージから導き出せる。
2意味一覧
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動詞
(目標・夢などを)達成する、成し遂げる
努力のプロセスを経てゴール地点にたどり着くというコアイメージが、目標・夢の文脈で「達成する」という訳になる。 -
動詞
(地位・知識・能力などを)獲得する、身につける
高い地位や水準に向かって手を伸ばしてついに触れる、というイメージから「獲得する・習得する」という訳が生まれる。 -
動詞
(年齢・水準などに)達する、到達する
「ある基準点にたどり着く」というコアイメージが最も直接的に表れた用法。年齢や温度、水位などの数値的な基準点に「達する」ときに使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
obtainと混同しやすいが、obtainは「(努力・交渉などによって)手に入れる」という結果に焦点を当てる語。attainは努力・プロセスを経て高い目標・水準にたどり着くというニュアンスが強く、偶然得たものや単なる物品の取得には使いにくい。例えば「許可を得る」はobtain permission が自然で、attain permissionとは言わない。
achieveとも混同されるが、achieveは「困難を克服して何かを完遂する」という達成感・成果に焦点がある。attainはより「高い目標・水準にたどり着く」という到達点に焦点があり、抽象的な目標や数値的な水準との相性が良い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| achieve | 困難を乗り越えて目標を完遂するという達成感・成果に焦点。attainより口語的でよく使われる。 |
| obtain | 努力や交渉の結果として具体的なものを「手に入れる」という意味。attainほど高い水準・目標へ向かうニュアンスはなく、具体的な物・許可・情報などにも使う。 |
| reach | 物理的・比喩的に「ある地点に到達する」という最も中立的な語。attainのように努力・プロセスの重みが含意されるわけではない。 |
| accomplish | 計画や課題を「成し遂げる・完了する」という意味で、具体的なタスクの完遂に焦点がある。attainより「やり遂げた」という完結感が強い。 |
対義語: fail、miss
6派生語・関連語
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attainment
名詞
達成、到達;(通例複数形で)学力・技能などの習得したこと、業績 -
attainable
形容詞
達成可能な、到達できる -
unattainable
形容詞
達成不可能な、到達できない
7コロケーション
- attain a goal / target(目標を達成する)
- attain a high level of ~(高いレベルの~を身につける)
- attain the age of ~(~歳に達する)
8確認テスト
“After decades of research, the scientist attained international recognition for her work on vaccines.”
① 国際的な名声を偶然手にした
② 長年の研究の末、ワクチン研究で国際的な評価を得た
③ 国際的な評価を諦めずに要求し続けた
④ ワクチン研究の国際的な評価に疑問を持った
②が正解。attainには「長い努力・プロセスを経て到達する」というコアイメージがあり、「decades of research(数十年の研究)」という努力の積み重ねを経て「international recognition(国際的評価)という高い水準にたどり着いた」という文脈と完全に一致する。①は偶然のニュアンスがありattainと合わない。③④は訳として的外れ。
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