philosophy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
philosophyはギリシャ語の「philos(愛する)+sophia(知恵・智慧)」が語源で、文字通り「知恵を愛すること」を意味する。コアイメージは「ものごとの根本を問い、体系的に考え抜いた世界観・原則」。アカデミックな「哲学」という学問分野だけでなく、個人が苦労や経験を通じて練り上げた「人生観・信条」、さらには企業や組織の行動の根底にある「経営理念・方針」にも使われる。共通しているのは「表面的な答えではなく、根っこにある考え方や原則」というニュアンス。「なぜ生きるのか」「何が正しいのか」を深く掘り下げた末に得られる、芯のある思想のことである。
2意味一覧
-
名
哲学(学問分野としての)
「知恵・真理を愛し探求する」行為が体系化された学問がphilosophy。存在・認識・倫理などの根本問題を扱う。 -
名
人生観・信条・生き方の原則
個人が経験を通じて練り上げた「根っこにある考え方」がphilosophyで、「自分なりの哲学」というニュアンスになる。 -
名
(企業・組織などの)理念・方針・基本姿勢
組織の行動すべての根底に流れる「根本原則」もphilosophyで表せる。「経営哲学」「教育理念」などに相当する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「哲学」という訳に引っ張られ、philosophyが出てくるたびに難解な学術的文脈を想像しがち。日常英語では「自分なりの信条」「企業理念」「生き方の軸」など、もっと身近な意味で使われることが非常に多い。文脈に応じて柔軟に訳すことが大切。
「my philosophy is …」は「私の哲学は…」と直訳しがちだが、「私の信条は…」「私が大切にしていることは…」と訳した方が自然な日本語になる場合が多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ideology | 政治・社会・経済上の組織的な思想体系を指すことが多く、集団や運動の「主義・イデオロギー」というニュアンスが強い。個人の人生観には使いにくい。 |
| belief | 証拠や論理より「信じること」に重点を置く。philosophyが「考え抜いた体系的な原則」であるのに対し、beliefは「(根拠の有無を問わず)信じている内容」。 |
| outlook | 「見方・見通し・視点」を意味し、philosophyより軽いニュアンス。深く体系化された原則ではなく、ある事柄への態度や見方を表す。 |
対義語: dogma(教条・独断)、ignorance(無知・無学)
6派生語・関連語
-
philosopher
名
哲学者;深く物事を考える人
-
philosophical
形
哲学的な;冷静に物事を受け入れる -
philosophically
副
哲学的に;達観して、冷静に -
philosophize
動
哲学的に考える・論じる
7コロケーション
- develop a philosophy(人生観・哲学を形成する)
- philosophy of life(人生観・人生哲学)
- management philosophy(経営理念・経営哲学)
8確認テスト
“Our school’s philosophy is that every student has the potential to grow.”
① この学校の哲学書は、すべての生徒が成長できる可能性を持つと述べている。
② この学校の理念は、すべての生徒が成長できる可能性を持つというものだ。
③ この学校の哲学者は、すべての生徒が成長できると信じている。
④ この学校の哲学的な問いは、すべての生徒の可能性に関するものだ。
②が正解。ここでのphilosophyは学校(組織)の根本にある考え方・行動原則を指しており、「理念」が最も自然。①はphilosophyを「哲学書(本)」と誤解している。③④はphilosophyの主語を「哲学者」「哲学的な問い」と誤って解釈している。組織の主語+philosophyという形では「理念・方針」と訳すのが定石。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。