vary の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

vary

/vé(ə)ri/
【動】変わる、多様にする、様々である、異なる

重要度
14/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。

1コアイメージ

vary の核心
「一定せずに幅を持って揺れ動く」

varyのコアイメージは「固定された一点にとどまらず、幅や範囲の中で動いている・広がっている」状態です。ラテン語のvarius(さまざまな)に由来し、「均一ではなく、差異や変動が存在する」という感覚が根底にあります。数値・状況・内容が「~から~まで」幅をもって存在するとき(from A to B)や、人・場所・時間によって結果が「バラバラに異なる」ときに使います。change(変化する)が「ある状態から別の状態へ移行する動き」を表すのに対し、varyは「すでに複数の値・状態が幅の中に散らばって存在している」という静的・分布的ニュアンスが強い点が特徴です。

2意味一覧

  • 自動詞
    (範囲・程度が)様々である、幅がある
    複数の値や状態が一点に定まらず幅の中に広がっているコアイメージから、「~から~まで様々だ」という分布・範囲の表現になる。
  • 自動詞
    (人・場所・状況によって)異なる、違う
    「固定されていない」コアイメージが、比較対象ごとに値がバラバラであることを表し、「人によって違う」「場所によって異なる」という意味になる。
  • 他動詞
    (意図的に)変化をつける、多様にする
    「幅を持たせる」コアイメージを能動的に使うと、単調にならないよう意図的にバリエーションをつける行為を表す。
  • 自動詞
    (基準・標準から)逸れる、外れる
    「固定点から動く」コアイメージが、ある基準点からのズレ・偏差を表す用法へと自然につながる。学術・統計文脈で頻出。

3例文

The age of my students varies from 7 to 15.
私の生徒の年齢は7歳から15歳まで様々だ。
「from A to B」と組み合わせ、値が幅の中に散らばっているコアイメージが明確に出ている。
Opinions on this issue vary widely among experts.
この問題に対する専門家の意見は大きく異なる。
人(専門家)によって一定せずバラバラであるというコアイメージ。
You should vary your diet to stay healthy.
健康でいるためには食事に変化をつけるべきだ。
他動詞用法。単調な状態に幅・バリエーションを意図的に加える行為を表す。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

changeと混同しがち。changeは「ある状態から別の状態へ移行する変化の動き」を強調するが、varyは「すでに複数の値が幅を持って存在している状態」を表す。例えば「気温が日によって異なる」はTemperatures vary by day(○)で、Temperatures change by day(△)とは少しニュアンスが違う。

他動詞用法を見落としやすい。vary one’s routine(日課に変化をつける)のように目的語を取る場合、「バリエーションを与える」という能動的な意味になる。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
differ 2つ以上のものが互いに「異なっている」という状態を指し、複数間の差異を対比的に述べる。varyより静的で、「幅の中で揺れ動く」感覚はない。
change 「ある状態から別の状態へ移行する」という時間軸上の変化の動きを強調。varyは幅・分布の広がりに焦点を当てる。
fluctuate 数値が上下に不規則に変動することに特化。varyより振れ幅の激しさや不安定さのニュアンスが強く、株価・気温などによく使う。
diversify 意図的に多様性を増やす・多角化するという他動詞的ニュアンスが強く、ビジネス・政策文脈で頻出。varyの他動詞用法に近いが、より計画的・積極的なイメージ。

対義語: be uniform、remain constant、stay the same

6派生語・関連語

7コロケーション

  • vary from A to B(AからBまで幅がある)
  • vary widely / greatly(大きく異なる)
  • vary depending on ~(~によって異なる)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然な日本語訳はどれか。

“The results of the experiment varied significantly depending on the temperature.”

① 実験の結果は温度によって大きく変化し続けた
② 実験の結果は温度によって大きく異なった
③ 実験の結果は温度のせいで急激に悪化した
④ 実験の結果は温度が変わっても一定だった

▶ クリックして解答を表示
②

varyのコアイメージ「固定されずに幅の中で広がっている」から、温度という条件ごとに結果が一定でなくバラバラであることを表している。①の「変化し続けた」はchangeに近いニュアンスで、時間的な移行の動きを強調しすぎ。③は意味が全く異なり、④はvaryの正反対。「~によって異なった」という②が最もコアイメージに忠実な訳。


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