belief
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
beliefのコアイメージは「客観的な証明や確認がなくても、心の中で『そうである』と受け入れている状態」です。語源はgerman語のlieb(愛する)に由来し、「信頼して愛着をもって受け入れる」感覚が根底にあります。knowledgeが「証拠があって知っている」のに対し、beliefは「証拠がなくても(あるいは証拠以上に)そうだと思っている」状態を指します。だから宗教的な信仰にも、個人的な確信にも、世間に広まった俗説にも使えるのです。「事実かどうかわからないが、そう信じている」というグレーゾーンを含んでいるのがこの単語の本質です。
2意味一覧
-
名
信念・持論(個人がそうだと思っていること)
証拠なしに「そうだ」と受け入れた個人の主観的な考えが「信念・持論」として現れる。 -
名
信仰・信条(宗教的・思想的に信じていること)
証明できない神や教義を「そうだ」と受け入れるのが宗教的信仰であり、beliefの典型的な場面。 -
名
確信(強くそうだと思っている状態)
「そうだ」という受け入れの度合いが強まったとき、日本語では「確信」と訳すのが自然になる。 -
名
(世間に広まった)俗信・通念
個人ではなく社会全体がそうだと受け入れている状態。例文の「黒猫=不運」のように、根拠は曖昧でも広く共有された思い込みを指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
beliefとfaithはどちらも「信仰・信頼」と訳されるが、faithは「証拠がないにもかかわらず揺るぎなく信頼する」という能動的・感情的な意味合いが強い。beliefは「そうだと思っている状態」という認知的な側面が強く、より中立的。
believe(動詞)と混同して believe と綴らないこと。名詞形は belief(語末がve→f に変わる)。例:believe → belief(cf. receive → receipt)
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| faith | 信頼する相手への能動的な「信頼・信仰」。感情的・意志的な色が強く、証拠なしでも疑わない姿勢を含む。beliefより強い確信と感情が伴う。 |
| conviction | 論理的・経験的根拠から得た「強い確信・信念」。beliefより根拠がある分だけ揺るぎない。 |
| opinion | 考えや証拠に基づく「意見・見解」。beliefが感情・心理的な受け入れなのに対し、opinionはより知的・論理的な判断。 |
対義語: doubt、disbelief、skepticism
6派生語・関連語
-
believe
動
〜だと信じる・思う
-
believer
名
信者・信じる人 -
unbelief
名
不信仰・信じないこと -
unbelievable
形
信じられない・驚くべき
7コロケーション
- firm / strong belief(強い信念・確信)
- beyond belief(信じられないほど)
- in the belief that …(〜だと信じて)
8確認テスト
She donated all her savings in the belief that the charity was genuine.
① 〜を信頼しながらも不安を感じて
② 〜だと信じて
③ 〜だと確認したうえで
④ 〜だと疑いながら
正解は②「〜だと信じて」。in the belief that … は「〜だという(証明されていないが心の中で受け入れた)考えに基づいて」という意味の重要表現。③「確認したうえで」はknowledge(知識)的なニュアンスになりbeliefのコアイメージ(証拠なく受け入れる)とずれる。この文では寄付した後に詐欺だと判明する可能性さえあり、まさに「証明なしに受け入れた信念」が行動の動機になっている点がbeliefらしい。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。