climate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
climateのコアイメージは「ある地域・集団・時代に長期的・継続的に広がっている雰囲気や状態」。もともとギリシャ語で「傾き(太陽光線の当たる角度)」を意味し、そこから「地域ごとの天気の傾向=気候」となった。重要なのは、単発の出来事ではなく「持続的・全体的な傾向」という点。だからこそ「気候」(その地域の長期的な天気の傾向)だけでなく、「世論・社会的風潮」(社会全体に漂う空気感)、さらには「土地・地域」(特定の気候を持つ場所)という意味にも広がる。weatherが「今日の天気」なら、climateは「その地の天気の傾向=空気感」と捉えると各意味がつながる。
2意味一覧
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名詞
気候
ある地域に長期的・継続的に広がっている天気の傾向。単発の天気(weather)ではなく「その土地の空気感の総体」というコアイメージがここに直結する。 -
名詞
(社会的・政治的な)風潮、雰囲気
社会や組織全体に「漂っている空気感・傾向」という意味。物理的な天気と同じ構造で、集団や時代に持続的に広がっている雰囲気を指す。 -
名詞
地域、土地(特定の気候を持つ場所として)
「気候の特徴を持つ土地」という発想から転じて地域そのものを指すこともある。「暖かい気候の地」がそのまま「暖かい土地」を意味するようになったもの。 -
名詞
(職場・学校などの)環境、状況
組織内に持続的に存在する「雰囲気・状況」を気候にたとえた表現。受験英語でも business climate(ビジネス環境)などの形でよく登場する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「climate=気候」と丸暗記すると、climate of fear(恐怖の雰囲気)やbusiness climate(ビジネス環境)のような比喩的用法に出会ったとき訳せなくなる。「長期的・持続的に漂う空気感」というコアイメージを持っておくと、どんな文脈でも対応できる。
weatherとの混同に注意。weatherは「今日・今週の天気」など短期的・具体的な気象現象、climateは「その地域の長年にわたる気象の傾向」。The climate is hot.(その地は暑い気候だ)とThe weather is hot.(今日は暑い)は意味が全く異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| weather | その瞬間・短期間の気象状態を指す。climateが「傾向・全体的空気感」であるのに対し、weatherは「今この瞬間の状態」。 |
| atmosphere | 「雰囲気」の意味では近いが、atmosphereは瞬間的・場所的な空気感(その部屋の雰囲気)を指すことが多い。climateはより長期的・社会的な傾向に使われる。 |
| environment | 「環境」全般を広く指す語。climateが「漂う空気感・傾向」に焦点を当てるのに対し、environmentは物理的・社会的な取り巻く状況全体を指す。 |
6派生語・関連語
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climatic
形容詞
気候の、気候上の -
acclimatize / acclimate
動詞
(新しい気候・環境に)順応させる、慣れさせる -
acclimatization
名詞
(気候・環境への)順応、慣化
7コロケーション
- climate change(気候変動)
- political / economic climate(政治的・経済的風潮・情勢)
- tropical climate(熱帯気候)
8確認テスト
“The current climate of fear in the workplace is making it difficult for employees to speak up.”
① 気候
② 気温
③ 雰囲気・風潮
④ 環境問題
③が正解。「職場に漂う恐怖の雰囲気(空気感)」という意味で、climateのコアイメージ「持続的に広がる空気感」が比喩的に使われている。①は物理的な天気の傾向に使う語で文脈に合わない。②のtemperature(気温)とは別の語。④は文脈から逸脱している。
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