compare
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
compareの根底にあるイメージは「複数のものを同じ場所に並べて眺める」こと。ラテン語のcomparare(「一緒に並べる」)が語源で、com-(共に)+par(等しい、対)から来ている。2つ以上のものを横に並べ、共通点や相違点を観察する行為全体を指す。日本語の「比較する」に近いが、英語のcompareは「対比して違いを際立てる」だけでなく「類似点を見出す」方向にも使われる。また「〜に匹敵する・並ぶ」という自動詞用法もあり、この場合は「並べたときに同等と言えるほどの価値がある」というニュアンスが出る。
2意味一覧
-
動詞(他動詞)
〜を比較する、対照する
複数のものを並べて特徴を観察するコアイメージそのまま。compare A with[to] B の形で「AをBと比べる」と表現する。 -
動詞(他動詞)
〜をたとえる、なぞらえる
並べてみたときに「似ている」という方向性で使われる用法。compare A to B で「AをBにたとえる」。Shakespeare compared the world to a stage.(シェイクスピアは世界を舞台にたとえた)のように比喩表現に使う。 -
動詞(自動詞)
匹敵する、肩を並べる
「並べたとき同等である」というコアイメージから、compare with[to] 〜 で「〜に匹敵する」という意味が生まれる。Nothing compares to this.(これに敵うものはない)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
compare A with B と compare A to B の使い分けに注意。伝統的には「相違点を分析的に比較する」ときはwith、「似ていると指摘・たとえる」ときはtoが使われるが、現代英語では混用されることも多い。ただし入試では区別を問われることがある。
compared to[with] 〜(〜と比べると)という分詞構文の形は超頻出。’Compared to last year, sales have doubled.’のように文頭に置くパターンを確実に押さえておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| contrast | 相違点を際立てることに特化。compareが類似点・相違点の両方を扱うのに対し、contrastは「違いを強調する」方向性が強い。 |
| equate | 「同一視する・同等とみなす」という意味が強く、並べて観察するよりも「=で結ぶ」イメージ。 |
| liken | 「〜に似ていると言う・たとえる」に特化した語。compare A to Bの「たとえる」用法に近いが、よりフォーマルな響き。 |
対義語: contrast(対比する)、differentiate(区別する)
6派生語・関連語
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comparison
名詞
比較、対照;in comparison with 〜(〜と比べると)
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comparable
形容詞
比較できる;匹敵する(comparable to 〜)
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comparative
形容詞/名詞
比較の、相対的な;(文法)比較級 -
incomparable
形容詞
比類のない、無比の(並べられるものがないほど優れている)
7コロケーション
- compare A with[to] B(AをBと比較する)
- compared to[with] 〜(〜と比べると)
- beyond compare(比類なく、無比に)
8確認テスト
“Compared to the original version, the remake is far inferior.”
① 原作と比べると、リメイク版ははるかに劣っている。
② 原作のことを考えると、リメイク版は非常に重要だ。
③ 原作に匹敵して、リメイク版は大きく発展した。
④ 原作をリメイク版にたとえると、非常に似ている。
① compared to 〜は「〜と比べると」という分詞構文で、2つのものを並べて差を観察するcompareのコアイメージが表れている。inferiorは「劣っている」の意味なので、「原作と並べて見たとき、リメイク版ははるかに見劣りする」というニュアンスが①に最も自然に反映されている。
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