conscious
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
conscious のコアイメージは「何かが自分の意識の画面に映し出されている」こと。ラテン語 conscius(知っている・気づいている)に由来し、「con-(共に)+ scire(知る)」、つまり「自分自身と共に知っている=内側から気づいている」状態を指す。外から教えられたのではなく、自分の内面が何かをはっきりと認識している感覚だ。だから「意識している」にも「気づいている」にも「自意識のある」にも使える。また医学的に「意識がある(昏睡していない)」という意味にも広がる。どの用法も「心のスクリーンに何かが映っている=認識の光が当たっている」という一点で繋がっている。
2意味一覧
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形
〜を意識している、気づいている(of / that)
ある事実や状況が「心のスクリーンに映っている」状態。無意識・うっかりの対極にあり、自分の内側がそれを知っている感覚。 -
形
意識がある、正気である(医学的・物理的な意味)
脳の「意識のスクリーン」が機能しているかどうかを表す。昏睡や麻酔で意識が落ちた状態の反対として使われる。 -
形
自意識のある、〜を気にする(名詞の前で用いることが多い)
自分に関する何か(外見・立場など)が「常に心のスクリーンに映り続けている」状態。self-conscious(自意識過剰な)の形でも頻出。 -
形
意図的な、意識的な(deliberate の意味)
無意識・反射的にではなく、「意識のスクリーンに映した上で」行動するというニュアンス。a conscious decision(意識的な決断)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
conscious of 〜(名詞・動名詞)と conscious that 〜(節)の使い分けに注意。どちらも「〜に気づいている」だが、「conscious to do」は誤り。また aware との混同が多いが、conscious はより強く「積極的・内側からの認識」のニュアンスを持ち、aware は「情報として知っている」に近い。
self-conscious は「自己意識が高い」というポジティブな意味ではなく、「他人の目を気にして恥ずかしい・ぎこちない」というネガティブな意味で使われることが多い点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| aware | 「情報・事実として知っている」に近く、conscious より中立的・外からの認識のニュアンスが強い。aware of the problem は「問題があることを把握している」、conscious of the problem は「問題を内側からひしひしと感じている」に近い。 |
| deliberate | 「意図的な」という意味では重なるが、deliberate は行為そのものの計画性・意図性を強調し、conscious は「意識を向けた上で」というプロセス面を強調する。 |
| mindful | 「〜を心がけている、忘れずにいる」というニュアンスで、注意を持続的に向けている感覚が強い。conscious より継続的・意欲的なニュアンス。 |
対義語: unconscious、unaware、oblivious
6派生語・関連語
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consciousness
名
意識、自覚、意識状態 -
unconscious
形/名
(形)無意識の、意識を失った/(名)無意識(の領域) -
self-conscious
形
他人の目を気にする、ぎこちない、自意識過剰な -
consciously
副
意識的に、意図的に -
subconscious
形/名
(形)潜在意識の/(名)潜在意識
7コロケーション
- be conscious of 〜(〜を意識している・気づいている)
- a conscious decision / effort / choice(意識的な決断・努力・選択)
- become conscious(意識を取り戻す)
8確認テスト
“He was painfully conscious of his accent when speaking English.”
① 彼は英語を話すとき、自分のなまりを意識して痛みを感じた。
② 彼は英語を話すとき、自分のなまりを非常に気にしていた。
③ 彼は英語を話すとき、なまりが痛みの原因だと知っていた。
④ 彼は英語を話すとき、なまりがあることを無意識に感じていた。
② painfully conscious of は「〜をひどく気にしている・恥ずかしいほど意識している」という慣用的な表現。painfully は「痛いほど=非常に・つらいほど」という強調の副詞。自分のなまりが「心のスクリーンにずっと映り続けている」、つまり強く気になって仕方ない状態を表すため、②が最も自然。①は painfully を文字通り「痛みを感じた」と誤訳した例、④は conscious を unconscious(無意識)と逆の意味で捉えた誤り。
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