kind
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
kindのコアイメージは「同じ種類・性質を持つもの同士がつながっている」感覚です。名詞としての「種類・類」はまさにこれで、「似た性質でまとめられたグループ」を指します。形容詞「親切な」も、同じ根から生まれています。親切とは「相手と同じ人間として、その気持ちに寄り添う」こと——つまり、人間同士が「同じ仲間」として温かくつながる態度のことです。英語のkindが持つ温もりは、単なる礼儀正しさではなく、相手を「自分と同じ存在」として認めるところから来ています。このコアを意識すると、「What kind of…?(どんな種類の?)」と「Be kind to others(他者に親切に)」が、実は同じ一本の根を持つ言葉だとわかります。
2意味一覧
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形容詞
親切な、思いやりのある
相手を「自分と同じ仲間」として温かく扱う態度。単なる親切さではなく、人間的なつながりへの感受性を含む。 -
名詞
種類、タイプ
「同じ性質でまとめられたグループ」がコア。a kind of(〜の一種)やall kinds of(あらゆる種類の)など、分類する場面で使われる。 -
形容詞(副詞的用法)
kind of で「いくぶん、ちょっと、なんとなく」(口語)
「ある種の・〜的な」というニュアンスが転じて、断定を和らげる表現に。日常会話でよく現れる重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
kindは「親切」の意味しかないと思い込み、名詞の「種類」(a kind of, all kinds of)を見落とすケースが多い。kind of の口語的用法(「なんとなく・ちょっと」)も重要で、リスニング・読解で頻出。
kind(人の本質的な思いやり)とnice(感じが良い・表面的に好感を与える)は似ているが、kindの方がより深い内面の温かさを指す。’She is a kind person.’は人間性を称えているが、’She is a nice person.’はやや軽い印象。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| nice | 表面的・外見的に「感じが良い」というニュアンスが強く、kindほど内面の深い思いやりを含まない。 |
| gentle | 「穏やか・優しい」で、乱暴さや荒々しさのなさを強調。kindが能動的な親切心なら、gentleは受動的な柔らかさ。 |
| caring | 「気にかける・世話を焼く」という継続的な行動に焦点。kindが一瞬の態度にも使えるのに対し、caringは習慣的な関わりを示す。 |
対義語: cruel、unkind、harsh
6派生語・関連語
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kindness
名詞
親切、親切な行為 -
kindly
副詞・形容詞
親切に(副詞)/親切な(形容詞)。’Kindly close the door.’のように丁寧な依頼にも使われる。 -
unkind
形容詞
不親切な、思いやりのない -
mankind
名詞
人類。man(人)+kind(種類)=「人という種」というコアが見える。
7コロケーション
- be kind to 〜(〜に親切にする)
- a kind of 〜(〜の一種、ある種の〜)
- all kinds of 〜(あらゆる種類の〜)
8確認テスト
“That’s a kind of apology, I suppose.”
① それは謝罪の一種だと思う。
② それはとても親切な謝罪だと思う。
③ それはいくぶん謝罪に近いと思う。
④ それは謝罪というものだと思う。
正解は①。この文では kind が名詞として使われており、’a kind of + 名詞’ で「〜の一種、ある種の〜」という意味になる。「それは一種の謝罪だ(完全な謝罪とは言えないが)」というニュアンス。②は形容詞のkind(親切な)と混同した誤り。③は ‘kind of’(副詞的用法)と勘違いした誤り。①と③は似ているが、文中では ‘a kind of’(不定冠詞あり)の形なので名詞用法が正しい。
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