conspicuous
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
conspicuous の語源はラテン語 conspicere(しっかり見る)で、con-(完全に)+ specere(見る)から成ります。つまり「誰もが思わず目を向けてしまうほど際立っている」というのがコアイメージです。ポジティブ・ネガティブどちらの文脈でも使われますが、いずれも「周囲から浮き上がって見える状態」を表します。隠れようとしても隠れられない、目に入らないわけにはいかない、そういった「突出した存在感」が本質です。意図的に目立つ場合にも、不本意に目立ってしまう場合にも使えます。
2意味一覧
-
形容詞
目立つ、人目を引く
「誰もが見てしまう」というコアイメージが直接反映され、群衆や背景の中で浮き上がって見える状態を指す。 -
形容詞
顕著な、はっきりした
存在・差異・特徴などが「見ずにはいられないほど明確」な状態で、数値や成果の差が大きい場面でよく使われる。 -
形容詞
(良い意味で)際立った、卓越した
conspicuous bravery(際立った勇敢さ)のように、群を抜いて優れていることで目に留まる場面でも使われる。日本語では「際立つ」「卓越した」と訳すと自然。
3例文
4よくある間違い・注意点
「conspicuous=目立つ」と機械的に覚えると、conspicuous bravery(卓越した勇敢さ)のようなポジティブな文脈や、conspicuous by one’s absence(いないことがかえって目立つ)のような逆説表現で訳し詰まることがある。「誰の目にも入らずにはいられない」というコアイメージで考えると対応しやすい。
obvious(論理的・事実として明らか)と混同しやすいが、conspicuous は視覚的・感覚的に「目に飛び込んでくる」という外的な際立ちに焦点がある点が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| obvious | 論理や事実として「明らか・明白」というニュアンスが強く、視覚的な際立ちより知的判断に基づく明確さを指す。 |
| prominent | 重要性・地位・位置などで「突出している」意味合いが強く、社会的・空間的に前面に出ている状態を指す。 |
| noticeable | 「気づかれる・気づく価値がある」程度の穏やかな表現で、conspicuous ほど強烈に目に飛び込んでくるニュアンスはない。 |
| striking | 「印象を打ち込む(strike)」ように鮮烈に心に響く際立ちで、見た人の感情を動かすような印象の強さを伴う。 |
対義語: inconspicuous、unnoticeable、obscure
6派生語・関連語
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conspicuously
副詞
目立つほどに、顕著に -
conspicuousness
名詞
目立つこと、顕著さ
7コロケーション
- conspicuous consumption(誇示的消費——富を見せびらかすための消費)
- conspicuous by one’s absence(欠席がかえって目立つ)
- conspicuous bravery / courage(際立った勇敢さ)
8確認テスト
“The new skyscraper is conspicuous on the city skyline.”
① その新しい高層ビルは都市の景観にとって明白な問題だ。
② その新しい高層ビルは都市のスカイラインでひときわ目立つ存在だ。
③ その新しい高層ビルは都市のスカイラインには似合わない。
④ その新しい高層ビルは都市の発展に顕著な役割を果たしている。
②
【解説】conspicuous のコアイメージは「誰もが思わず目を向けてしまうほど際立っている」。skyline(都市の輪郭・地平線)という視覚的な文脈で使われており、「そのビルがスカイラインの中でひときわ目に飛び込んでくる」様子を表している。①は obvious 的な「明白な問題」という読みで誤り、③④はコアイメージとずれている。
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