cortex
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1コアイメージ
cortex はラテン語で「木の皮・樹皮」を意味する語が語源。木の中心部(髄)を保護するように外側を薄く包む「樹皮」のイメージが根底にある。生物学・解剖学では、臓器や器官の「外側を覆う機能的な薄い層」を指す。脳であれば大脳皮質(cerebral cortex)、腎臓であれば腎皮質(renal cortex)、副腎であれば副腎皮質(adrenal cortex)と使われる。単なる「表面」ではなく、内部の核心部(medulla/髄質)と対比される「外層」であり、しばしばその器官の高次・統合的な機能を担う部位であることが特徴的なニュアンスである。
2意味一覧
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名詞
(脳・腎臓などの)皮質、外皮層
木の樹皮のように、器官の外側を薄く覆う機能的な層というコアイメージがそのまま「皮質」という訳語に対応している。 -
名詞
(植物の)皮層(表皮と中心柱の間の組織)
植物の茎や根において、表皮の内側・維管束の外側にある細胞層であり、「外側を包む層」というコアイメージが植物組織にも適用されたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
cortex と medulla(髄質)はセットで理解するとよい。cortex が「外層」であるのに対し、medulla は「内側の中心部」を指す。例えば腎臓では cortex(皮質)が外側、medulla(髄質)が内側という構造になっている。
cerebral cortex を「大脳」全体と混同しないこと。cortex はあくまで大脳の「表面を覆う層(灰白質)」を指し、大脳全体(cerebrum)とは区別される。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rind | 果物や果皮など日常的な「外皮・皮」を指す語で、学術・解剖学的な器官の「皮質」には使わない。cortex より口語的でカジュアルなニュアンス。 |
| bark | 木の「樹皮」を指す日常語で、cortex と同じ語源的イメージを持つが、解剖学・生物学の専門用語としては使われない。 |
| layer | 「層」という意味では共通するが、layer は単なる「重なり」を指す一般語。cortex は「器官の外側を覆う機能的な皮質層」という専門的・限定的な意味を持つ。 |
対義語: medulla(髄質)、core(中核部)
6派生語・関連語
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cortical
形容詞
皮質の、皮質に関する(例:cortical neurons 皮質ニューロン) -
cortisol
名詞
コルチゾール(副腎皮質から分泌されるストレスホルモン) -
cortisone
名詞
コルチゾン(副腎皮質ホルモンの一種;抗炎症剤として使用) -
decorticate
動詞
(脳の)皮質を除去する;(植物などの)皮をはぐ
7コロケーション
- cerebral cortex(大脳皮質)
- adrenal cortex(副腎皮質)
- prefrontal cortex(前頭前皮質)
8確認テスト
“Research suggests that the prefrontal cortex plays a key role in decision-making and impulse control.”
① 大脳の核心部
② 前頭前野の皮質
③ 前頭葉の内部組織
④ 脳の中枢神経
正解は②。prefrontal cortex は「前頭前皮質」と訳される。cortex のコアイメージは「器官の外側を覆う薄い機能的な層」であり、前頭葉(prefrontal lobe)の外表面を覆う神経細胞層を指す。①「核心部」は cortex の対義語である medulla のイメージ、③「内部組織」も外層というコアイメージと逆、④「中枢神経」は cortex の意味を大きく逸脱している。
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