distinguished
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
distinguishedの語根はdistinguish(区別する・見分ける)で、そこに過去分詞の-edが付いた形容詞。つまり「他のものとはっきり区別されるほど突出した状態にある」というのがコアイメージ。単なる「有名」ではなく、「多くの中から際立って識別できるほど優れている・卓越している」というニュアンスが根底にある。だから人物の業績・外見・地位について使われると「著名な・高名な」となり、容姿や立ち居振る舞いについて使われると「威厳のある・品格のある」という訳が自然に生まれる。どの文脈でも「他と一線を画すほど抜きん出ている」というコアは変わらない。
2意味一覧
-
形
著名な、高名な(業績・地位において)
その人物が多くの人々の中からはっきり「区別・識別」されるほど名が知られている状態を指す。単なる有名(famous)より、格式・実績を伴う重みがある。 -
形
優れた、卓越した(業績・質において)
他の業績・作品と明確に「区別」されるほど質が高いことを意味する。学術・芸術・職業上の文脈で頻出。 -
形
威厳のある、品格のある(外見・態度において)
見た目や立ち居振る舞いが周囲から「際立って識別される」ほど堂々としていること。白髪の紳士など外見の品格を表す文脈で使われ、見落とされがちな重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
famousと混同しやすいが、famousは「広く知られている」という事実を指すのに対し、distinguishedは「優れた実績・品格によって際立っている」という評価の重みを含む。芸能人のような大衆的な有名さにはdistinguishedは使わない。
distinguishingとの混同に注意。distinguishing featuresは「他と区別するための特徴(識別特徴)」、distinguished featuresは「卓越した・品格ある特徴」と意味が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| eminent | 専門分野での卓越した地位・名声に焦点。distinguishedより硬く学術・公式的文脈で使われることが多い。 |
| renowned | 「名声が広く知れ渡っている」という事実に焦点。distinguishedのような品格・実績の質のニュアンスは薄い。 |
| notable | 「注目に値する・特筆すべき」程度の意味で、distinguishedほど高い評価・格式を含まない。 |
| illustrious | 栄光ある輝かしい経歴・名声を強調する語。distinguishedより文語的・詩的なニュアンス。 |
対義語: obscure、undistinguished、mediocre
6派生語・関連語
-
distinguish
動
区別する、見分ける、際立たせる
-
distinguishable
形
区別できる、識別可能な -
indistinguishable
形
区別できない、見分けのつかない -
distinguishing
形
識別するための、特有の(distinguishing feature:識別特徴)
7コロケーション
- a distinguished career(輝かしいキャリア)
- a distinguished scholar / professor(著名な学者・教授)
- distinguished service(卓越した功績・顕著な功績)
8確認テスト
“The retired general had a distinguished bearing that commanded respect wherever he went.”
① 有名な経歴
② 威厳のある立ち居振る舞い
③ 著名な出身地
④ 卓越した演説
② 威厳のある立ち居振る舞い。bearingは「立ち居振る舞い・物腰」を意味し、distinguishedが外見・態度の格調を表す文脈。「他と一線を画すほど際立った品格ある態度」というコアイメージが「威厳のある立ち居振る舞い」として自然に表れている。①・③・④はbearingの意味や文脈と合わない。
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