digit
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
digitの語源はラテン語の「digitus(指)」。人類が最初に使った計算道具は「指」であり、そこから「数字(0〜9の一桁の数)」「桁」という意味が派生した。指が1本ずつ独立して折れるように、digitは「個別に切り取られた単位」のコアイメージを持つ。だから指(身体の部位)も、一桁の数字(数の基本単位)も、同じ単語で表される。デジタル(digital)という言葉も、連続した値を「指で数えられる離散的な数値」に変換するという発想から来ており、このコアイメージが現代テクノロジーの根幹にも息づいている。
2意味一覧
-
名詞
(0〜9の)数字;桁
指で一つひとつ数えられる基本単位という発想から、0〜9の一桁の整数を指す。複数桁の数を「何桁」と言うときの「桁」の意味にも使われる。 -
名詞
指(手指・足指)
語源の「digitus(指)」が直接引き継がれた意味。医学・生物学的文脈でよく使われ、thumb(親指)を含む手足の指全体を指す。 -
形容詞(digital)
デジタルの;指の
digitの派生形容詞。連続量を離散的な数値(指で数えられる単位)で表す技術を「digital」と呼ぶ。コアイメージが現代技術語にそのまま生きている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「digit=数字」と覚えると、numberやfigureと混同しがち。digitは0〜9の一桁の整数または「桁数」を表し、大きな数全体(例:1,234,567)はnumberやfigureで表す。three-digit number(3桁の数)のように、digitは「桁の単位」を数えるときに使うと覚えよう。
fingertipやfingerとの違いに注意。digitは主に医学・生物学・フォーマルな文脈で使う格式語。日常会話で「指」を言うときはfingerやtoeを使うのが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| number | numberは量や順番を表す数全般(大きな数も含む)を指すのに対し、digitは0〜9の一桁の数字または桁の単位に限定される。 |
| figure | figureは書かれた数字・統計的な数値のニュアンスが強く、business figuresのように「数値データ」として使われることが多い。digitより範囲が広い。 |
| numeral | numeralは数を表す記号・文字そのもの(アラビア数字・ローマ数字など)を指す書き言葉的な語で、digitより形式的。 |
| finger | fingerは日常語で「(手の)指」を指す。digitは医学・生物学的な正式表現で、足の指(toe)も含む広い概念。 |
対義語: analog(アナログの)
6派生語・関連語
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digital
形容詞
デジタルの;数字の;指の
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digitize
動詞
デジタル化する -
digitization
名詞
デジタル化 -
digitally
副詞
デジタルで;数字で
7コロケーション
- a four-digit number(4桁の数)
- double digits(2桁;10以上)
- single digit(1桁)
8確認テスト
“Unemployment has finally fallen to single digits for the first time in a decade.”
① 失業者数がついに一人桁に落ち込んだ
② 失業率がついに1桁(台)に低下した
③ 失業指数がついに個別数値に分類された
④ 失業者の指紋がついに一種類になった
②。single digitsは「1桁(の数値)」つまり「10未満のパーセンテージ」を指す。失業「率」が10%を下回ったという文脈。digitが「桁の単位」を表すコアイメージを持ち、single digitsで「1桁台」という経済・統計の頻出表現になる。①は「一人桁」という日本語が成立しない。③④はdirectly語義から外れた誤訳。
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