technician
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
technicianの語源はギリシャ語の「techne(技術・技能・わざ)」で、そこに「人」を表す接尾辞「-ician」が付いた形。コアイメージは「ある特定の技術分野における実践的な専門知識・技能を持ち、それを現場で直接扱う人」。理論を研究するscientistや、組織を動かすengineerと違い、technician は機器の操作・修理・実験補助など「手を動かす現場作業」に重心がある。医療・音響・電気・IT・舞台など多様な分野で使われるが、いずれも「その領域固有の技術を習得した実務担当者」というニュアンスが共通している。日本語では文脈に応じて「技術者」「技師」「テクニシャン」「スペシャリスト」などと訳し分けることになる。
2意味一覧
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名詞
技術者・技師(特定分野の実務的技能を持つ人)
「techne(技術)+ician(人)」そのままで、特定技術を現場で扱う人物を指す。医療技師・音響技術者・実験技師など分野は広いが、いずれも「手を動かす実務の担い手」という軸は変わらない。 -
名詞
名人・名手(ある技を高度に習得した人)
技術への熟達という側面が前面に出た用法で、「彼女はピアノのテクニシャンだ」のように芸術・スポーツの文脈でも使われる。技術の精度・巧みさを称賛するニュアンスが加わる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「technician」と「engineer」を混同しやすいが、engineer はより上位の設計・管理・問題解決を担うのに対し、technician は現場での実施・操作・修理を担う実務者。日本語でどちらも「技術者」と訳されることがあるため注意が必要。
「specialist(専門家)」との違いも要注意。specialist は知識・理論の深さを強調するが、technician は「手を動かして実務をこなす」技能の側面が強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| engineer | 設計・開発・管理など上流工程を担う技術者。technician より職責・知識レベルが上位とみなされることが多い。 |
| specialist | 特定分野の深い知識・経験を持つ人。理論や知識の深さに重点があり、必ずしも現場作業を伴わない点が technician と異なる。 |
| mechanic | 機械・乗り物の整備・修理に特化した実務者。technician より職種が限定的で、主に機械系の分野で使われる。 |
| expert | ある分野の熟達者・権威。技能だけでなく知識・経験全般の卓越さを示し、実務作業者に限定しない幅広い語。 |
対義語: layperson(素人)、amateur(アマチュア)、novice(初心者)
6派生語・関連語
7コロケーション
- lab(oratory) technician(実験技師)
- senior technician(上級技術者)
- skilled technician(熟練技術者)
8確認テスト
“The sound technician adjusted the microphone levels just before the concert began.”
① 音楽の専門学者
② 音響技術者
③ 作曲家
④ 舞台監督
② 音響技術者。technician のコアイメージは「特定技術を現場で直接扱う実務担当者」。この文では sound(音響)という技術分野において、マイクという機器を実際に操作・調整している現場の担い手を指しており、「音響技術者」が最も自然。①は理論・研究寄りのニュアンスで不自然、③④は technician とは別の役職。
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