exclaim
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
exclaim の語源はラテン語の exclamare(ex-「外へ」+ clamare「叫ぶ」)。コアイメージは「感情が内側から外へ弾けて、思わず言葉が飛び出す」こと。驚き・喜び・怒り・感嘆など、強い感情に突き動かされて、ほとんど無意識に声に出す瞬間を捉えた動詞です。単に「大声を出す」(shout) とは違い、感情の高まりによる「思わず口をついて出る発声」というニュアンスが核にあります。だから感嘆文・驚嘆の場面でよく使われ、日本語では文脈に応じて「叫ぶ」「声をあげる」「思わず言う」「叫び声をあげる」など様々に訳せます。
2意味一覧
-
動詞
(驚き・喜び・怒りなどの感情で)叫ぶ、思わず声をあげる
感情が「外へ弾けて」声になるコアイメージそのもの。強い感情に押し出されるように発声する場面で使われる。 -
動詞
強い口調で(言葉を)言う、声高に言う
感情が乗った言葉が「外へ飛び出す」ため、声のトーンや内容に感情の強さが伴う。セリフの地の文でよく使われる用法。 -
動詞(やや形式的)
(against / at を伴って)強く非難する、抗議の声をあげる
怒りや不満の感情が「外へ弾けて」抗議の言葉になる用法。exclaim against injustice(不正義に声を上げる)のように使われ、見落とされがちだが重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
exclaim は「大声で叫ぶ」という意味で shout や cry と混同されやすいが、exclaim の核心は「声の大きさ」ではなく「感情に突き動かされて思わず言葉が出る」こと。感情の自然な爆発を表し、shout のような意図的な大声とは異なる。
小説・物語の地の文で said の代わりに exclaimed が使われる場合、単に「言った」と訳すのは不十分。感情の高まりを含意するため「声をあげた」「叫んだ」「思わず言った」など感情の温度を反映した訳を選ぶこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| cry (out) | 声の大きさや痛みに焦点。感情の種類を問わずより広く使えるが、exclaim ほど「言葉として意味をなす発話」のニュアンスは強くない。 |
| shout | 意図的に大声を出すことに焦点。exclaim が「感情に押し出された自然な発声」なのに対し、shout は「意識的に大声を出す」行為。 |
| blurt out | 思わず言ってしまう点は共通するが、blurt out は「うっかり言ってはいけないことを漏らす」ニュアンスが強い。exclaim に比べて後悔や失言のイメージを伴う。 |
| ejaculate | 文語・古語的。短い言葉が突然飛び出す点は同じだが、現代英語ではほぼ別の意味で使われるため注意。 |
対義語: mutter、whisper
6派生語・関連語
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exclamation
名詞
感嘆の声、叫び声;感嘆(exclamation mark で「感嘆符 !」) -
exclamatory
形容詞
感嘆を表す、叫ぶような(exclamatory sentence で「感嘆文」)
7コロケーション
- exclaim in + 感情名詞(exclaim in surprise / delight / horror)
- exclaim against + 名詞(不満・抗議の対象)
- “…!” + exclaimed + 主語(小説の地の文での用法)
8確認テスト
“That’s impossible!” the detective exclaimed upon seeing the evidence.
① 探偵は証拠を見て静かに呟いた。
② 探偵は証拠を見て思わず声をあげた。
③ 探偵は証拠を見て丁寧に述べた。
④ 探偵は証拠を見て大声で怒鳴った。
② 探偵は証拠を見て思わず声をあげた。
【解説】exclaimed のコアイメージは「感情に突き動かされて思わず言葉が飛び出す」こと。「That’s impossible!」という強い感嘆・驚きの言葉が自然に口をついて出ている場面なので、②が最も適切。①の「静かに呟いた(mutter/whisper)」や③の「丁寧に述べた(stated)」は感情の高まりが欠け、④の「怒鳴った(shouted)」は意図的な大声のニュアンスで exclaim の「感情の自然な爆発」とは異なる。
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