except
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
exceptの語源はラテン語のexcipere(ex-「外へ」+capere「取る」)。つまり「全体の集合からそこだけを外へ取り出す」というイメージが核心にある。「Aを除いてすべて」と言うとき、Aだけをその範囲の外に置く動作をイメージすると理解しやすい。前置詞として最も多く使われるが、接続詞(except that〜「〜という点を除いて」)や動詞(「除外する」)としても機能する。どの用法も「範囲から一部だけを外に出す」という同一のコアイメージから派生している。
2意味一覧
-
前置詞
…を除いて、…以外は
集合全体から特定の要素だけを「外へ出す」イメージ。「全部だが、これだけは外に置く」という感覚がこの訳を生む。 -
接続詞
…という点を除いて(except that / except when など)
that節やwhen節が指す状況を「外へ出す」ことで「その状況だけは別として」という意味になる。 -
動詞
(正式)〜を除外する、〜を例外とする
「外へ取り出す」という語源の動詞的用法。例外なく全員対象、という文脈で「〜を除く」と能動的に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
exceptとbesidesを混同しやすい。exceptは「〜を除いた残り」(引き算)、besidesは「〜に加えて」(足し算)。”I have nothing except my phone”(スマホしかない)と”I have nothing besides my phone”(スマホ以外にも何もない→スマホさえない)では意味が変わるので要注意。
exceptとexceptingはほぼ同義だが、exceptingは「present company excepted(その場にいる方を除いて)」のように慣用的・やや格式ばった場面に限られる。受験では基本のexceptを押さえれば十分。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| besides | 「〜に加えて」「〜のほかにも」と足し算のイメージ。exceptとは正反対で、要素を集合の外ではなく中に追加する。 |
| apart from | 「〜は別として」という意味でexceptに近いが、besidesの意味(「〜のほかに」)も兼ねる。文脈によって引き算・足し算どちらにもなるため、より曖昧。 |
| but | 口語・古語的用法でexceptと同義(nobody but him = nobody except him)。前置詞butはフォーマルな文書や慣用表現で使われることが多い。 |
対義語: including、besides
6派生語・関連語
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exception
名詞
例外、除外
-
exceptional
形容詞
例外的な、並外れた
-
exceptionally
副詞
例外的に、並外れて -
excepting
前置詞
〜を除いて(格式・慣用的)
7コロケーション
- except for 〜(〜を除いては)
- except that 〜(〜という点を除いて)
- with the exception of 〜(〜を除いて/exceptのより格式ばった表現)
8確認テスト
“Everything went well except that we missed the last train.”
① 最終電車に乗り遅れたので、すべてうまくいかなかった。
② 最終電車に乗り遅れたという点を除けば、すべてうまくいった。
③ 最終電車に乗り遅れたにもかかわらず、すべてうまくいった。
④ 最終電車に乗り遅れる以外に、すべてうまくいった。
② が正解。except thatは接続詞用法で「〜という点を除いては」の意味。「すべてうまくいった」という全体の評価から「最終電車に乗り遅れた」という出来事だけを外に出すイメージ。①は因果関係を逆にした誤り、③はexcept(除く)をdespite(〜にもかかわらず)と混同した誤り、④は日本語として不自然かつ意味が変わる。
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