firsthand
【副】直接に
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
firsthandは「first(最初の)+hand(手)」、つまり「情報や知識を最初の手から直接受け取る」というイメージ。仲介者や二次情報を挟まず、自分自身が経験・目撃・入手したことを指す。secondhand(中古の・又聞きの)と対になる言葉で、「誰かを通さず自分の手で直接つかんだ」という感覚が根底にある。だから「経験に基づいた知識」「目撃した情報」「直接聞いた話」などすべてがこの一語に収まる。訳すときは文脈に応じて「直接の」「体験に基づく」「生の」「自分の目で見た」など様々な表現が当てはまる。
2意味一覧
-
形容詞
直接の、自ら体験した、生の
仲介者を挟まず「最初の手」から得た情報・知識・経験であることを表す形容詞。 -
副詞
直接に、自分で体験して
動詞を修飾し、情報や経験をどのように得たかを「仲介なしで」と表す副詞用法。 -
形容詞(発展)
(情報・証言が)一次の、原典に基づく
報道・調査・歴史研究などで「一次資料から直接得た」というニュアンスで使われる。日本語では「一次的な」「直接取材による」などが近い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「直接の」と訳せる形容詞にはdirect・immediate・personalなどもあるが、firsthandは特に『情報・知識・経験が仲介なしで得られた』という点に特化している。directは方向や手段の直接性を広く示すのに対し、firsthandは情報源が一次である(自分が当事者または目撃者)という意味合いが強い。
secondhand(中古品・又聞き)との対義関係を意識すると覚えやすい。「secondhand information=又聞き情報」に対し「firsthand information=直接聞いた情報」と整理すると混同しにくい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| direct | 方向・手段・経路の直接性を広く表し、firsthandのように「情報が一次源から得られた」という含意は必ずしも伴わない。 |
| personal | 「個人的な・自分自身の」という意味で経験の主体を強調するが、firsthandのように「仲介なし」というニュアンスは弱い。 |
| immediate | 時間的・空間的な近さや直接性を示すが、情報の一次性よりも「間に何も挟まない」という物理的・時間的な文脈で使われることが多い。 |
| eyewitness(形容詞的) | 「目撃者の」という意味で視覚的な直接経験に限定されるため、firsthandよりも範囲が狭い。 |
対義語: secondhand、indirect
6派生語・関連語
7コロケーション
- firsthand experience(直接の経験)
- firsthand knowledge(実体験から得た知識)
- firsthand account(当事者・目撃者による話)
8確認テスト
“After volunteering at the hospital, she understood firsthand how exhausting nursing could be.”
① 間接的に ② 理論的に ③ 自分の体で ④ 人づてに
③「自分の体で」。ボランティアとして病院で実際に働いた経験から、看護がいかに過酷かを「自ら体験して」理解したという文脈。firsthandのコアイメージ「仲介なしに自分で直接得た経験」がそのまま表れており、①間接的に・②理論的に・④人づてに はいずれもfirsthandと反対の意味になる。
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