fuel
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は19冊に掲載されています。
1コアイメージ
fuelのコアイメージは「何かを動かし続けるためのエネルギー源」。ガソリンや薪が物理的な機械や火を動かすように、比喩的にも「人の感情・行動・状況を促進・激化させるもの」を指す。「燃料」という物質的な意味だけでなく、怒りや議論、運動などを「燃え上がらせる・煽る」という動詞用法も非常に重要。石油が炎を勢いづけるように、fuelには「外部から力を与えて、既にある何かをさらに活発にする」というニュアンスが根底にある。「add fuel to the fire(火に油を注ぐ)」という表現が象徴するように、単なる「素材」ではなく「推進力・触媒」のイメージが本質。
2意味一覧
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名詞
燃料、エネルギー源(ガソリン・石油・薪など)
物理的に「エネルギーを生み出す源」そのものであり、機械や火を動かし続けるための物質を指す最も基本的な用法。 -
名詞
(感情・議論などを)煽るもの、促進するもの
物質としての燃料が炎を勢いづけるように、比喩的に「状況をさらに激化・加速させる要因」を指す。「彼の言葉が怒りの燃料になった」のような使い方。 -
動詞
(感情・行動・議論などを)煽る、促進する、激化させる
エネルギーを供給して勢いを増すコアイメージが動詞化したもの。物事をより活発に「燃え上がらせる」行為を表し、大学受験でも重要な用法。 -
動詞
(乗り物などに)燃料を補給する
エネルギー源を「注入する・補充する」という直接的な動作を表す。fuel up(給油する)の形でも頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「燃料」という名詞訳のみ覚えてしまい、動詞用法「〜を煽る・促進する」を見落としがち。長文読解でfuel controversyやfuel speculationのような表現が出た際に、動詞と気づけず訳が崩れることが多い。
add fuel to the fire / add fuel to the flames(火に油を注ぐ)という重要慣用句を知らないと、長文や語句整序問題で対応できない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| energy | エネルギー一般を広く指し、物理学的・抽象的どちらでも使えるが、「燃焼して消費されるもの」という具体的なニュアンスはfuelほど強くない。 |
| stimulate | 動詞用法の類義語。「刺激を与えて活性化する」意味だが、fuelは「燃料を注ぐように継続的に勢いを増す」ニュアンスが強く、より激しい促進を示す。 |
| ignite | 「点火する・引き起こす」意味で、何かを新たに始めるイメージ。fuelは「すでに動いているものをさらに加速させる」のに対し、igniteは「最初の火をつける」点が異なる。 |
対義語: extinguish(消す)、suppress(抑える)、dampen(鎮める)
6派生語・関連語
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refuel
動詞
再給油する、(エネルギー・熱意などを)補充する -
fuel-efficient
形容詞
燃費のよい、燃料効率が高い
7コロケーション
- fuel speculation(憶測を煽る)
- fossil fuel(化石燃料)
- add fuel to the fire(火に油を注ぐ)
8確認テスト
The government’s decision to raise taxes further fueled the protests across the country.
① 増税の決定が全国各地の抗議活動に燃料を提供した。
② 増税の決定が全国各地の抗議活動をさらに激化させた。
③ 増税の決定が全国各地の抗議活動を鎮静化した。
④ 増税の決定が全国各地の抗議活動の原因となった。
②
fuelは動詞として「燃料を注ぐように、すでに起きている物事の勢いをさらに増す」というコアイメージを持つ。抗議活動(protests)はすでに起きており、増税の決定がそれをさらに煽った・激化させたという意味になる。①は直訳すぎて不自然、③は意味が逆、④の「原因となった」はcauseに近く、すでに存在するものを「加速させる」fuelのニュアンスとは微妙に異なる。
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