highly
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
highlyのコアイメージは「目盛りや基準が高い位置にある」こと。high(高い)に副詞語尾-lyがついた語で、量・程度・評価のどれであっても「スケールの上のほうにある」という感覚が根底にある。「大いに」という訳は程度が高いことを、「高く評価する」という訳は評価の目盛りが高いことを表す。日本語の「非常に・とても」と異なり、highlyは特に能力・品質・評価に関して「水準が高い」というニュアンスで使われることが多く、think highly of(高く評価する)、highly skilled(高度な技術を持つ)のように、知的・専門的な文脈で好まれる。単なる強調ではなく「高い基準・水準を満たしている」という質的な高さも含む点が特徴的。
2意味一覧
-
副詞
非常に、大いに(程度が高い)
量や程度の目盛りが高い位置にあるイメージ。highly effective(非常に効果的)のように、ある性質の程度が「高い水準」にあることを表す。 -
副詞
高く評価して(評価・尊重が高い)
評価の目盛りが高いイメージ。think highly of〜(〜を高く評価する)のように、人や物に対する評価・尊敬のスコアが高いことを示す。 -
副詞
高度に、高いレベルで(技術・能力が高い)
能力や専門性のレベルが高い位置にあるイメージ。highly skilled / highly educated のように、技術や学歴の水準の高さを表すときに使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「highly」をいつでも「とても・非常に」と機械的に訳すのは危険。think highly of〜は「〜をとても思う」ではなく「〜を高く評価する」という熟語表現であり、コアイメージ「評価の目盛りが高い」を意識しないと意味がつかめない。
「highly」はすべての形容詞と自由に組み合わせられるわけではない。physical・tall・bigなど具体的・物理的な形容詞とは相性が悪く、abstract・qualitative(抽象的・質的)な形容詞と結びつくことが多い点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| greatly | 「量・規模が大きい」ことを強調する語で、変化や影響の大きさに使われやすい(greatly improved など)。highlyが「水準・評価が高い」という質的なニュアンスを持つのに対し、greatlyはより量的・規模的な「大きさ」に寄る。 |
| very | 最も汎用的な強調の副詞で、使える文脈が非常に広い。highlyは知的・専門的・評価的な文脈で好まれ、ある種のフォーマルさや「質の高さ」を含意するが、veryにはそのニュアンスはない。 |
| extremely | 「極端なほど」という意味で程度の高さを強調する語。highlyより感情的・誇張的なニュアンスが強く、中立的・客観的な文脈ではhighlyのほうが自然なことが多い。 |
対義語: poorly、lowly、slightly
6派生語・関連語
-
high
形容詞・副詞
高い;高く(物理的・比喩的な高さ) -
height
名詞
高さ;絶頂
-
heighten
動詞
高める;強める
7コロケーション
- think highly of 〜(〜を高く評価する)
- highly skilled / highly qualified(高度な技術を持つ/高い資格を持つ)
- highly recommended(強く推薦される)
8確認テスト
“Her new novel is highly regarded by critics around the world.”
① 彼女の新しい小説は世界中の批評家に非常に読まれている。
② 彼女の新しい小説は世界中の批評家から高く評価されている。
③ 彼女の新しい小説は世界中の批評家にとても高い値段で売られている。
④ 彼女の新しい小説は世界中の批評家によって激しく議論されている。
②
「highly regarded」は「評価の目盛りが高い位置にある」というコアイメージから、「高く評価されている・高い評価を受けている」という意味になる。regardは「みなす・評価する」という意味の動詞で、think highly of〜と同じく「評価の高さ」を表す。①③④はhighlyやregardedのニュアンスをとり違えた誤答。
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