launch
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
launchの根底にあるイメージは「静止した状態から、力強い勢いをもって何かを世に送り出す」こと。もともとは船を水上に押し出す(進水させる)ことを指していた。その「蓄えたエネルギーを一気に解放して動き出させる」感覚が、ロケット・ミサイルの「発射」、新製品の「発売・発表」、キャンペーンや事業の「開始・立ち上げ」へと広がった。単なる「始める(start)」と違い、launch には準備期間を経た後の「本格始動」「公の場への登場」というニュアンスが含まれる。大きなエネルギーと決断を伴う「解き放ち」こそがこの単語の本質だ。
2意味一覧
-
動詞
(事業・運動などを)始める、立ち上げる
準備を経た後に勢いよく動き出させる感覚。単なる「開始」ではなく、大がかりな「本格始動」というニュアンスを持つ。 -
動詞
(新製品・サービスを)発売する、発表する
製品を市場という世界へと「送り出す」イメージ。開発・準備という静止状態から世間に打ち出す瞬間を表す。 -
動詞
(ロケット・ミサイルなどを)発射する
大きなエネルギーで物体を空間へと「解き放つ」原義に最も近い用法。 -
動詞
(新しいことに)乗り出す、突入する
launch into ~の形で「~に勢いよく飛び込む」という意味になる。静止からの決断的な踏み出しのイメージ。 -
名詞
発売、開始、打ち上げ;小型モーターボート
動詞の意味がそのまま名詞化したもの。「送り出す行為・その瞬間」を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「始める」= start / begin とほぼ同じだと思いがちだが、launchには「大規模・公式・本格的な開始」というニュアンスがある。「今日から日記を始めた」などの日常的・小規模な開始にlaunchは使わない。
launch a product(製品を発売する)とrelease a product(製品をリリースする)は似ているが、launchはイベント的・公式発表的な打ち出し、releaseはより広く「世に出す」という意味で使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| start | 最も汎用的な「始める」。規模・公式度を問わず使え、日常的な小さな開始にも使う点でlaunchより広い。 |
| initiate | 「正式に開始する・創始する」という意味でlaunchに近いが、launchほど「勢い・エネルギー」のニュアンスはなく、より手続き的・制度的な開始を指すことが多い。 |
| introduce | 「紹介する・導入する」で、製品を市場に出す場面ではlaunchと似た状況で使われるが、launchよりも穏やかで「初めて人々に見せる」程度のニュアンス。 |
対義語: halt、withdraw、cancel
6派生語・関連語
-
launcher
名詞
発射台、打ち上げ装置;(ソフトウェアの)起動ツール -
launching
名詞・形容詞
打ち上げ(の)、発売(の);launching pad(発射台/出発点) -
relaunch
動詞・名詞
(製品・事業などを)リニューアルして再発売する;再出発
7コロケーション
- launch a product / service(製品・サービスを発売する)
- launch an attack(攻撃を開始する・仕掛ける)
- launch into ~(~に勢いよく乗り出す・飛び込む)
8確認テスト
After years of research, the pharmaceutical company finally launched the new vaccine.
①ワクチンを廃棄した
②ワクチンを発射した
③ワクチンを発売・投入した
④ワクチンの研究を開始した
正解は③。長年の研究(準備期間)を経て、市場・社会へと「送り出した」という文脈。ワクチンは「発射」するものではなく(②は不自然)、「研究の開始」(④)でもない。launch a vaccineは「ワクチンを市場・医療現場に送り出す(発売・展開する)」という意味で、launchのコアイメージ「準備後に勢いよく世に送り出す」が最もよく表れている。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。