irresponsible
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
irresponsibleは「response(応答・応じること)」が語根。responsibleの本来の意味は「応じられる・引き受けられる」であり、そこにir-(否定)が付いたのがirresponsible。コアイメージは「求められる役割や結果に対して応じない・応じられない状態」。単に「悪い行動」ではなく、「本来果たすべき応答性(accountability)を欠いている」という概念が根底にある。だから「行動の結果に向き合わない」「頼まれた役割を担わない」「自分の影響を顧みない」といった多様な文脈に応用でき、道徳的な批判のニュアンスを強く帯びる。
2意味一覧
-
形容詞
無責任な、責任感のない
自分の行動がもたらす結果に「応じる」意志・能力を欠いている状態。最も一般的な使われ方で、道徳的・社会的批判を含む。 -
形容詞
責任を問えない、責任能力がない
法的・制度的な文脈で「その人に責任を帰属させられない(応じさせられない)状態」を指す。子供や精神的判断能力を持たない人に使われる場合がこれにあたる。 -
形容詞
軽率な、考えなしの
結果への応答を一切考慮せずに行動する様子を表す。「無責任」より「思慮のなさ」に焦点が当たるニュアンスで使われることも多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
irresponsibleは「悪意がある」という意味ではない。意図的な悪意ではなく、「結果への配慮・引き受けの欠如」がポイント。reckless(無謀な・向こう見ずな)と混同しやすいが、recklessは「危険を承知で突っ走る」というニュアンスで能動的な無謀さを強調するのに対し、irresponsibleは「応答性・義務意識の欠如」を指す点で異なる。
It is irresponsible of A to do / It is irresponsible for A to do の構文を使えるようにすること。「of」の場合は人の性質・判断への批判、「for」の場合は状況的に適切でないという意味合いが出る。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| reckless | 危険を認識しつつも突き進む「向こう見ずさ・大胆な無謀さ」に焦点。irresponsibleより行動の激しさ・スピード感がある。 |
| careless | 「注意・care(気にかけること)」が欠けている状態。凡ミスや不注意のニュアンスが強く、道徳的批判はirresponsibleより弱め。 |
| negligent | 義務を「怠る・放棄する」という意味で、法的・職業的文脈でよく使われる。irresponsibleより公的・専門的なトーン。 |
対義語: responsible、accountable、reliable
6派生語・関連語
-
irresponsibly
副詞
無責任に、軽率に -
irresponsibility
名詞
無責任(さ)、責任感のなさ -
responsible
形容詞
責任感のある、責任を持つ、〜が原因の
-
responsibility
名詞
責任、義務
7コロケーション
- irresponsible behavior(無責任な行動)
- fiscally irresponsible(財政的に無責任な)
- irresponsible use of〜(〜の無責任な使用)
8確認テスト
“The politician was criticized for making irresponsible promises he could never keep.”
① 不誠実な約束
② 実現不可能な約束
③ 無責任な約束
④ 過激な約束
③ 無責任な約束。守れないとわかっている約束を平然とする行為に対して「責任感の欠如」を批判しているのがこの文脈でのirresponsibleのコアイメージ。①「不誠実」はdishonestに近く、意図的な欺きのニュアンスが強いため区別が必要。irresponsibleは欺く意図の有無を問わず、責任ある判断や行動を欠いている点を指す。②はirresponsibleの意味ではなくimpossibleやunrealisticが担う。④はradicalなど別語の領域。以上から③が最適。
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