oppression
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
oppressionの語根はラテン語のopprimere(ob-「上から」+premere「押す」)に由来する。コアイメージは「上から強い力で押さえつけること」。物理的な重さではなく、権力・制度・社会構造といった目に見えない力が人や集団を下に押しつぶし、自由や尊厳を奪う状態を指す。単なる「制限」ではなく、逃げ場のない持続的な重圧がポイント。精神的にも社会的にも息苦しくなる状態で、被害者側の苦しみ・窒息感まで含んだ語である。政治・人種・ジェンダーなどのテーマでよく使われる重みのある単語だ。
2意味一覧
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名詞
(権力・制度による)抑圧、弾圧
上から押さえつける力が、権力や制度を通じて特定の人々を支配・制圧する状態。「抑圧」「弾圧」はこのコアイメージの直接的な訳。 -
名詞
重苦しさ、圧迫感(精神的・身体的)
「上から押しつぶされる」イメージが精神や身体に及ぶと、息苦しさや閉塞感として感じられる。文脈によっては「重圧感」「閉塞感」と訳すのが自然。
3例文
4よくある間違い・注意点
「oppression(抑圧)」と「suppression(抑制・鎮圧)」を混同しやすい。oppressionは長期的・構造的に集団を押しつぶす力に使うのに対し、suppressionは感情・情報・運動などを一時的に抑え込む行為に使われる。
日本語の「圧力(pressure)」と混同しないこと。pressureは中立的なニュアンスで外部からの力を指すが、oppressionは不当で苦しみを伴う支配という強いネガティブニュアンスを持つ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| suppression | 「一時的に抑え込む・封じ込める」行為に使う。oppressionのような長期的・構造的な支配のニュアンスは薄く、感情・情報・反乱などを一時的に鎮める文脈で使われる。 |
| persecution | 「特定の人物・集団を狙い撃ちにして迫害する」ニュアンス。oppressionが社会構造・制度全体による押しつぶしなのに対し、persecutionはより意図的・標的的な攻撃に焦点がある。 |
| tyranny | 「暴君的な専制支配」を指し、権力者個人の恣意的な支配に焦点を当てる。oppressionより統治者の残酷さ・専横さが前面に出る。 |
対義語: freedom、liberation、emancipation
6派生語・関連語
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oppress
動詞
(人・集団を)抑圧する、圧迫する
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oppressive
形容詞
抑圧的な、息苦しい(天候・状況が)重苦しい
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oppressor
名詞
抑圧者、圧制者 -
oppressed
形容詞・名詞
抑圧された(人々)
7コロケーション
- suffer oppression(抑圧に苦しむ)
- political / racial / social oppression(政治的・人種的・社会的抑圧)
- resist oppression(抑圧に抵抗する)
8確認テスト
“Growing up in an authoritarian household, he could never shake the feeling of oppression that followed him into adulthood.”
① 抑圧感 ② 興奮 ③ 解放感 ④ 怒り
① 抑圧感。権威主義的な家庭環境という「上から押しつぶす力」が、精神的な重苦しさとして彼に長年つきまとっている文脈。oppressionのコアイメージ「逃げ場のない持続的な重圧」が精神的な閉塞感として現れており、「抑圧感」が最も自然。②③④はいずれもコアイメージと逆方向のニュアンスを持つため不適切。
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