coherent
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
coherentの語源はラテン語のcohærēre(co-「共に」+hærēre「くっつく」)。つまり「各部分がしっかりと互いにくっついている」状態がコアイメージ。言葉や考えの各ピースがバラバラに浮いておらず、論理的なつながりで結びついている状態を指す。だから「筋が通っている・一貫している」となる。逆に酔っ払いや混乱した状態では、言葉のピースが繋がらずバラバラになる。このコアイメージがあれば、文章・議論・計画・人物の発言など、様々な文脈で「それらの要素が有機的につながっているか」を判断する尺度としてcoherentが使われることが直感的に理解できる。
2意味一覧
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形容詞
筋の通った、首尾一貫した
言葉や考えの各要素が「くっついて」離れずに整合しているイメージ。論理の流れに切れ目や矛盾がなく、全体がひとつに繋がっている状態。 -
形容詞
(人が)明瞭に話せる・意思疎通できる
主に人について使い、「きちんと言葉をつなげて話せる状態にある」こと。病気・酔い・ショックなどで思考がバラバラになっていないことを指す。 -
形容詞
(物理・光学で)可干渉性の、コヒーレントな
物理学では光の波が「同じ位相でくっついて」いることを指す専門用語。レーザー光線はcoherent lightの代表例で、波がバラバラでなく揃っている状態。
3例文
4よくある間違い・注意点
「一貫した」という訳からconsistentと混同しやすい。consistentは「同じ水準・スタイルが繰り返される」継続性のニュアンスが強いのに対し、coherentは「各部分が論理的・有機的にくっついている」整合性のニュアンス。「一貫したサービス品質」はconsistent service quality、「一貫した主張(論理が繋がっている)」はa coherent argumentと使い分ける。
日本語の「一貫した」に引きずられて形容詞のみで捉えがちだが、名詞形coherence(一貫性・結束性)や副詞形coherently(筋道立てて)も頻出なので合わせて覚えておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| consistent | 同じ基準・行動パターンが時間をかけて繰り返される「継続的な一致」に重点。coherentは各要素が論理的に繋がる「内的整合性」に重点。 |
| logical | 論理の規則に従っているかどうかの客観的判断。coherentは論理性に加え、全体がまとまりとして繋がっているかという「一体感」を含む。 |
| articulate | 主に「明確・明瞭に言葉で表現できる」能力に焦点。coherentは発話の論理的なまとまりに注目し、内容の繋がりを強調する。 |
対義語: incoherent、disjointed、inconsistent
6派生語・関連語
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coherence
名詞
一貫性、整合性、(物理)可干渉性 -
coherently
副詞
筋道立てて、一貫して -
incoherent
形容詞
支離滅裂な、筋の通らない -
cohere
動詞
(各部分が)まとまる、結びつく
7コロケーション
- a coherent argument / policy(筋の通った議論・政策)
- coherent explanation(一貫した説明)
- barely coherent(かろうじて意思疎通できる)
8確認テスト
The professor’s lecture was so coherent that even the most complex ideas became easy to follow.
①感情豊かな
②筋道が通っていた
③専門的すぎた
④長すぎた
②
「どんな複雑なアイデアでも追いやすくなった」という結果から、講義の各部分が論理的にくっついて繋がっていたことがわかる。coherentのコアイメージ「要素がしっかりとつながっている」がそのまま「筋道が通っている」という訳に結びつく最も自然な選択肢。
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