market
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
marketのコアイメージは「売り手と買い手が出会い、モノやサービスが交換される場」です。これは物理的な市場(マーケット・商店街)だけでなく、抽象的な「取引が成立する空間・領域」まで広がります。「需要」という意味も、「そのモノが売れる市場が存在するかどうか」という視点から来ています。動詞として使うと「(商品を)市場に出す・売り込む」という意味になります。日本語の「マーケット」に引っ張られて物理的な場所のみと思いがちですが、「株式市場」「労働市場」「海外市場」など、目に見えない取引の場全般を指せるのが英語のmarketの本領です。
2意味一覧
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名
市場(物理的な売買の場)
売り手と買い手が集まる具体的な場所がコアイメージそのもの。スーパーや商店街、フリーマーケットなどが典型。 -
名
市場・相場(経済的な取引の場・領域)
抽象的に広がった「売買が行われる空間」。株式市場・不動産市場・海外市場など、目に見えない取引圏もmarketで表す。 -
名
需要・販路
「そのモノが売れる市場があるか=買い手が存在するか」という文脈から「需要・売れ行きの見込み」を意味する。 -
動
〜を市場に出す・売り込む
「売買の場に商品を送り出す」行為を動詞化したもの。マーケティング戦略と深く結びつく用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「market=スーパーや露店」と物理的な場所だけに限定しがち。the stock market(株式市場)、the job market(労働市場)、the overseas market(海外市場)など、抽象的な取引領域として使われる頻度が非常に高いので要注意。
「need(必要性)」と混同しがちだが、market(需要)は「お金を払って買いたい人がいるか」という経済的な文脈。There is a market for 〜で「〜の需要がある」という定型表現を覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| marketplace | 物理的な「市場・広場」の意味が強く、比喩的・抽象的な市場にはmarketの方が自然。 |
| demand | 「需要」の意味では近いが、demandは欲求・要求のニュアンスが強く、marketは「実際に取引が成立しうる空間」という広がりがある。 |
| trade | tradeは売買・取引そのものの行為に焦点。marketはそれが行われる「場・領域」に焦点がある。 |
対義語: monopoly(独占市場=競争のない状態)
6派生語・関連語
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marketing
名
マーケティング・市場開拓活動 -
marketable
形
市場性のある・売れる -
supermarket
名
スーパーマーケット(大規模な小売市場) -
market-oriented
形
市場志向の・市場主義の
7コロケーション
- stock market(株式市場)
- target market(ターゲット市場・対象顧客層)
- enter the market(市場に参入する)
8確認テスト
“Smartphones still have a strong market among teenagers.”
①マーケット(市場の場所)
②需要・売れ行きの見込み
③価格・相場
④販売担当者
②が正解。「10代の若者の間でスマートフォンはまだ強い需要がある」という意味。among teenagersという「買い手となりうる人々の間での取引可能な空間」が存在することを示しており、物理的な場所ではなく抽象的な「売れる市場=需要」としてのmarketが使われている。
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