pave
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
paveのコアイメージは「何かを敷き詰めて表面を均一に覆うことで、移動や通行を容易にする」という感覚です。石やアスファルトを隙間なく敷き詰めることで、凸凹した地面が滑らかな道へと変わります。この「障害を取り除いて平坦にする」というイメージが転じて、比喩的に「(成功・未来などへの)道を切り開く・整える」という意味にも使われます。pave the way for …(〜への道を開く)というイディオムはまさにこの比喩的拡張であり、物理的な舗装と比喩的な「道づくり」という二つの用法がひとつのコアイメージによって統一されているのです。
2意味一覧
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動詞
(道・床などを)舗装する、敷き詰める
石・アスファルト・タイルなどを隙間なく敷いて表面を覆うという、最も直接的なコアイメージの表れ。 -
動詞(比喩)
(〜への)道を開く・整える
「障害を取り除いて平坦にする」イメージが比喩的に転用され、成功や目標への道筋を整えるという意味になる。主に pave the way for … の形で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
pave the way for … というイディオムは超頻出表現なのに、「舗装する」という物理的な意味しか覚えていないと読めない。比喩的用法は大学受験・英字新聞でも頻繁に登場するため、必ずセットで覚えること。
The road to hell is paved with good intentions.(地獄への道は善意で舗装されている)という有名なことわざもあり、pavedが受動態で使われる点にも注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| surface | 道や床を特定の材料で覆うという意味では近いが、surfaceはより広義に「表面を仕上げる・被覆する」の意味で使われ、paveのような「敷き詰めて平坦化する」という密なイメージは薄い。 |
| lay | タイルや石を「置く・敷く」動作そのものに焦点が当たる。paveは「敷き詰めた結果として覆われた状態になる」という完成イメージが強い。 |
| prepare | 比喩的用法においてprepareと意味が重なるが、paveは「道(way)」という比喩と結びつき、後続者・後の段階のためにという前向きな文脈で使われる点が独特。 |
対義語: dig up、excavate
6派生語・関連語
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pavement
名詞
舗装路面;(英)歩道
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paved
形容詞
舗装された(a paved road など) -
paving
名詞
舗装(材);舗装する行為
7コロケーション
- pave the way for … (〜への道を開く)
- pave a road / street(道路を舗装する)
- paved with + 材料(〜で舗装されている)
8確認テスト
“The treaty signed in 1951 paved the way for decades of economic cooperation between the two nations.”
① 条約が経済協力の道路を舗装した
② 条約が数十年にわたる経済協力の土台を作った
③ 条約が経済協力を妨げた
④ 条約が経済協力の終わりを告げた
②
解説:pave the way for …は「〜への道を整える・〜の土台・きっかけを作る」という比喩的イディオム。物理的な舗装ではなく、「後に続く経済協力が進みやすくなる状況を整えた」というコアイメージが比喩として使われている。①は直訳しすぎで意味をなさず、③④はコアイメージ(障害除去・前向き)と逆方向。
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