mineral
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
mineralのコアイメージは「地球・自然界の中で無機的なプロセスによって生成されたもの」です。ラテン語のminera(鉱山、鉱石)に由来し、「土の中から掘り出される自然の産物」というイメージが根底にあります。鉄・銅・カルシウムのような金属元素や化合物(鉱物)はもちろん、体内で働く「ミネラル分・無機質」(栄養素としての鉄分・カルシウムなど)も同じ単語で表します。さらに英国英語では「炭酸飲料水(ミネラルウォーター)」を指す口語用法もあります。「人工的に合成されたものではなく、自然界に存在する無機の素材」という感覚を持つと、文脈ごとに適切な訳を導き出せます。
2意味一覧
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名詞
鉱物・鉱石(地中に天然に存在する無機物質)
地球内部で自然に形成された無機の固体物質というコアイメージそのもの。銅・亜鉛・石英などがこれにあたる。 -
名詞
ミネラル・無機質(栄養素としての無機化合物)
食品や体内における文脈では、カルシウム・鉄・マグネシウムなど「自然由来の無機栄養素」を指す。炭水化物・タンパク質といった有機栄養素と対比される。 -
名詞
ミネラルウォーター・炭酸飲料(主に英国口語)
mineral waterの短縮形として、自然の岩層を通してろ過された水や炭酸飲料を指す。日本語の「ミネラル」という外来語もこの用法に近い。 -
形容詞
鉱物の・無機物の
名詞のコアイメージをそのまま修飾語にしたもの。mineral oil(鉱物油)、mineral water(鉱物水)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
「mineral=鉱物」とだけ覚えると、栄養に関する文章で「鉄分やカルシウムなどのミネラル」という意味を見落としやすい。文脈がダイエット・健康・食品の場合は「無機質・ミネラル」と訳すのが自然。
organicと混同しやすい場面がある。organic(有機の・生物由来の)はmineralの対義語にあたるため、organic mineralsという表現は「有機ミネラル(生体に吸収されやすい形に加工されたもの)」という特殊な意味になる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ore | oreは「有用な金属を含む鉱石・鉱床」という経済的・採掘的な視点が強い。mineralは純粋に自然の無機物質を指す概念で、採掘価値を含意しない。 |
| inorganic substance | 「無機物質」という化学的定義を強調した学術的表現。mineralよりも広い概念で、水や塩化ナトリウムなども含む。 |
| nutrient | nutrientは「栄養素」全般を指し、タンパク質・脂質なども含む。mineralは栄養素の中でも特に無機質に限定される。 |
対義語: organic(有機物)、nutrient(有機栄養素との対比で)
6派生語・関連語
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mineralize
動詞
鉱物化する・無機化する -
mineralization
名詞
鉱物化・石灰化(骨や歯にカルシウムが沈着するプロセスも含む) -
mineralogy
名詞
鉱物学 -
mineralogist
名詞
鉱物学者
7コロケーション
- mineral water(ミネラルウォーター)
- vitamins and minerals(ビタミンとミネラル)
- mineral deposits(鉱物の堆積・鉱床)
8確認テスト
「Spinach is rich in iron and other minerals that are essential for healthy blood.”
①鉱石 ②鉱山資源 ③ミネラル(無機質) ④岩石成分
③ミネラル(無機質)。この文は栄養・健康の文脈で、鉄分やカルシウムなど体内で機能する無機栄養素を指している。「鉱石」や「鉱山資源」は採掘・地質の文脈での訳であり、食品・体内栄養素の話では不自然。mineralのコアイメージ「自然由来の無機の素材」が食品・健康の場面に現れると「ミネラル(無機質)」という訳が最も適切になる。
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