missing
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
missingのコアイメージは「本来そこにあるはず・いるはずのものが、あるべき場所に存在しない」状態です。動詞miss(見逃す・欠く)の現在分詞形で、「欠落した」「抜け落ちた」というニュアンスが核心にあります。物が「紛失している」も、人が「行方不明」も、パズルのピースが「欠けている」も、すべて「本来の場所・状態から失われている」という同じ感覚から来ています。日本語の「ない」よりも、「あるべきはずなのにない」という欠落感・不完全さが強調されるのがこの単語の特徴です。
2意味一覧
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形
紛失している、見当たらない
物が「あるべき場所に存在しない」状態を指す。意図的に捨てたのではなく、本来あるはずなのに見つからないという欠落感が核心。 -
形
行方不明の(人・動物)
人や動物が「いるべき場所にいない」状態。警察や報道でよく使われ、単に「不在」ではなく所在が不明という深刻なニュアンスがある。 -
形
欠けている、抜けている(一部が不足している)
全体の中の一部が「あるべきなのに存在しない」状態。パズルのピースや文書のページなど、セットの一部が欠落しているときに使う重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
lostとの混同に注意。lostは「失った・迷子の」という結果の状態に焦点があり、主体の視点から使われることが多い(I lost my keys)。一方missingは「あるべき場所にない」という客観的な欠落状態を描写し、第三者目線で使われやすい(My keys are missing)。行方不明の人にはどちらも使えるが、報道などではmissingが圧倒的に多い。
missingは形容詞として使うのが基本で、「be missing」の形が最も一般的。「I am missing my wallet」とすると「財布がなくて寂しい(恋しい)」という別の意味(miss=恋しく思う)になってしまうので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| lost | 「失われた・迷子の」という状態。主体が積極的に失ったニュアンスがあり、感情的な文脈でも使われる。missingより口語的。 |
| absent | 「不在の」という意味で、会議や授業への欠席など、一時的・予定的な「いない」状態に使う。missingが持つ「行方不明」の深刻さはない。 |
| lacking | 「欠如している・不足している」という意味で、抽象的な資質や量的な不足に使う。missingが具体的な物・人の欠落なのに対し、lackingは概念的な欠如。 |
対義語: found、present、accounted for
6派生語・関連語
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miss
動詞
見逃す、乗り遅れる、恋しく思う
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miss
名詞
失敗、的外れ
-
the missing
名詞(複数扱い)
行方不明者たち(集合的に)
7コロケーション
- go missing(行方不明になる)
- missing person(行方不明者)
- missing link(欠けている繋がり・ミッシングリンク)
8確認テスト
“The investigation stalled because a key piece of evidence was missing from the file.”
① その書類に重要な証拠が見つかった
② その書類から重要な証拠が欠落していた
③ 重要な証拠が行方不明の人物から発見された
④ 重要な証拠がわざと隠されていた
②
「was missing from ~」で「~から欠落していた」という意味。ファイルという「全体」の中に、あるべき証拠という「一部」が存在しない状態を描写している。missingのコアイメージ「あるべき場所にない=欠落」がそのまま表れた用例。④の「意図的に隠した」というニュアンスはmissingにはなく、あくまで客観的な欠落状態を指す。
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