must の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

must

/mˈʌst/
【助】…しなければならない、…してはいけない、…にちがいない

重要度
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ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。

中学レベル

1コアイメージ

must の核心
「内側から湧き出る強い必然性」

mustのコアイメージは「話し手の内側から強く押し出される力」です。義務を表すときは「自分の確信や意志・規則」から生まれる強い必要性であり、推量を表すときは「証拠や状況から論理的に導かれる確信」です。どちらも「外から押しつけられる」のではなく、「話し手が強くそう感じている・そう確信している」という主観的・内発的な力が根底にあります。この「強い必然性・確信」というコアがあれば、義務(〜しなければならない)も推量(〜にちがいない)も、根っこが同じだと理解できます。shouldやhave toとは異なり、mustは話し手の強い主観的確信を伴う点が最大の特徴です。

2意味一覧

  • 助動詞
    〜しなければならない(義務・強制)
    話し手の強い確信・意志から生まれる「内発的な必要性」を表す。規則や法律よりも、話し手自身が「これは絶対に必要だ」と感じているニュアンスが強い。
  • 助動詞
    〜してはいけない(禁止)
    must notの形で、義務の否定ではなく「強い必然性の否定=絶対にするな」という禁止を表す。コアの「強い力」がそのまま禁止の方向に働いている。
  • 助動詞
    〜にちがいない(強い推量・確信)
    証拠や状況から「そう考えるしかない」という話し手の強い確信を表す。義務用法と同様、「強い必然性」のコアが推量の確実性として現れている。
  • 助動詞
    ぜひ〜すべきだ・〜しておくれ(強い勧め・提案)
    義務の変形で、話し手が「これは絶対にやってみてほしい」と強く勧めるときに使う用法。You must try this dish!(この料理、絶対食べてみて!)のように使われる。

3例文

You must be so tired after that long journey.
あんな長旅の後だから、相当疲れているにちがいない。
証拠(長旅)から論理的に導かれる強い確信→推量用法
You must wear a seatbelt while driving.
運転中はシートベルトを着用しなければならない。
規則・法律に基づく強い必要性→義務用法
You must not enter this area without permission.
許可なくこのエリアに立ち入ってはいけない。
強い必然性が禁止方向に→must not=絶対禁止

4よくある間違い・注意点

ここに注意

must notとdon’t have toの混同に注意。must not は「〜してはいけない(禁止)」だが、don’t have to は「〜しなくてよい(不必要)」で意味がまったく逆になる。You must not go.(行ってはいけない)とYou don’t have to go.(行かなくてよい)は全然違う。

mustの推量用法は現在の事柄にしか使えない点に注意。「〜だったにちがいない」と言いたいときは must have + 過去分詞(例: He must have left already.)を使う必要がある。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
have to 外部の事情・状況から生じる「やむをえない義務」。mustが話し手の主観的確信・意志から来るのに対し、have toは客観的な事情による必要性。I have to work tomorrow.(明日仕事があるんだ=そういう事情なんだ)
should 「〜すべきだ」という道義的・一般的な勧めや義務で、mustより弱い。mustが「絶対」ならshouldは「できれば・本来は」というニュアンス。
ought to shouldとほぼ同義で道義的義務を表すが、やや硬い文語的表現。mustよりずっと弱い確信・義務感。

対義語: must not(禁止)に対して: may / can(〜してよい)、don’t have to(〜しなくてよい)

7コロケーション

  • must + 動詞の原形(例: must go, must be, must try)
  • must not / mustn’t + 動詞の原形(禁止)
  • must have + 過去分詞(過去への強い推量:〜だったにちがいない)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然なものを選べ。

“She studied abroad for five years and speaks French perfectly. She must have worked incredibly hard.”

① 彼女はとても努力しなければならなかった。
② 彼女はとても努力したにちがいない。
③ 彼女はとても努力すべきだった。
④ 彼女はとても努力してはいけなかった。

▶ クリックして解答を表示
②「彼女はとても努力したにちがいない。」が正解。must have + 過去分詞は「〜だったにちがいない」という過去への強い推量を表す。「フランス語を完璧に話す」という証拠から話し手が強く確信しているという、mustのコアイメージ(強い必然性・確信)が過去の事柄に向けられた形。①はhad toの意味、③はshould have、④はmustn’t haveとそれぞれ混同した誤答。


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